グランパの日記Akihata's diary [登山mountaineering]

                毛勝山(2414m)

           2010年9月30日~10月1日

1.地図:国土地理院1:25000毛勝山

2.宿泊:片貝山荘(無人、無料)

3.温泉:大谷温泉¥350

9月30日(木)晴のち雨のち曇
 富山県道132を走って片貝川を遡っていく。北陸電力の第2発電所までは舗装されていたが、未舗装の道を2キロ、残り1キロはコンクリのがたがた道を走る。片貝東又発電所の向かい側に片貝山荘が建っていた。更に行くと、ライトバンに会う。釣り師でベストに仕掛けをたくさん吊るしていた。かって30匹ほどの猿に囲まれた時は、目を見ないようにして難を逃れたことがあったという。

326.JPG片貝山荘
 四駆の車しか通れない道をゆっくり行くと、通行止めになっていて、手前に八王子ナンバーの車が停まっていた。その前に停めて、阿部木谷への橋を渡っても通行止め。明るい内に登山口を確認。200m先で左に曲がり、更に右に曲がる手前にテープ、ケルンと「登山口」と書いた札があった。
16時45分、車に戻って缶ビールを飲みながら摘みを食べ、ラーメンに野菜、缶詰めを入れ、カレーライスも食べて明日の長丁場に備える。
18時、ラジオの北陸放送を聞いていたら、明日の天気は午後から晴れる。リンゴを食べ、歯ブラシで口の中を掃除して横になる。一度、排尿のため外に出ると星が少し見えた。車内泊。

10月1日(金)晴  西北尾根コース
3時30分、排尿のため外に出ると、半月と星で薄明るい。お湯を沸かしてポットに入れ、コーヒーを飲みながら菓子パンとチーズを食べる。
304.JPG登山口
4時35分、ヘッドランプを頭に、鈴をリュックに付けて出発。高度730m。15分後、雉を打つ。ひたすら登って行く。一度、直登がおかしいので降りて確かめるとルートは横に伸びていた。ホッとしたところでシャツとスパッツを脱ぎ、半ズボンになる。高度900mからロープを使って登る。
6時、高度1200mで一本立て、ヘッドランプをリュックに仕舞う。稜線を登っているので両側から渓流の音が聞こえた。

             山中の斜めに伸びし白茸


mushroom.jpg
7時、高度1470m。左手、朝日に照らされた駒ケ岳が良く見えた。右手の大明神山も頂上付近が明るい。昨日、立山の高原バスで見たような杉の大木があった。足元に熊の糞を見つける。その先から笹藪が増えてきた。足元に注意して進む。

Mt.Komagatake at1470mHigh.jpg駒ケ岳

              熊笹や熊除けの鈴鳴らしつつ

              毛勝山蜘蛛の囲払ひつつ登る

Mt.Kekati.jpg
8時10分、オニギリを一つ食べる。日差しを受けながら登っていくと、八王子組の2人が降りて来た。テント泊していた。1人は83歳、片や70歳前半、30年来の付き合いで、今日、宇奈月に泊まり、明日は駒ケ岳を登る。70歳代の男も半端ではなく、毛勝山は残雪時に登っていた。今朝は、前を熊が横切っていたと言う。余り油を売っている場合ではないので別れる。
9時15分、モモアセ池を過ぎてから道を間違ってしまう。急に笹藪が深くなり、上に登って溜まり場に出てから戻られた。ここでも10分ロスしたが、後は間違わずに進む。目指す山が見え、稜線の左手を登って行く。前方に懐かしい山々が連なっていた。鹿島槍ヶ岳の双峰から始まり五竜、唐松、天狗尾根、白馬、雪倉と後立山連峰が続き、朝日岳は雲に隠れていた。日差しが強くなり、山陰で一休みする。

311.JPG北アルプス
kuwagata pond.jpgクワガタ池

10時過ぎ、クワガタ池を通過。
10時半、後ろを振り向くと高度1500m台が雲海になっていた。雷鳥が登山道にいる。近付くと先に行く。更に近づくと近くに飛ぶ。飛ぶのは始めて見た。斜面一帯にチングルマの髭がなびいていた。灌木の間に出来た道を登っていく。
11時5分、毛勝山に登頂。既に雲が立ち込めていて南峰と釜谷山、猫又山は見えたが、立山は見えない。石仏の背後に屈んで写真を撮ってから、お茶を飲みながらオニギリやリンゴを食べる。
313.JPG毛勝山頂上

 317.JPG

      右から南峰、釜谷山、猫又山

11時50分、下山。20分後、ハイカーがやって来たが、挨拶だけにする。帰りも目の周りの赤い雷鳥がいた。今度は早々と脇に飛ぶ。チングルマの紅葉と綿毛が一面を覆っていた。

320.JPG

帰りは1時間歩いて5分休む。高度2050m台が続いた後、笹藪になる。高度1200mからはストックをたたんでロープを頼りにして降りる。眼下に東又谷の奥が見えた。

324.JPG東又谷
16時45分、車に戻る。15分後、出発。近くに三河ナンバーの車が停まっていた。カーナビに映っていた大谷温泉に行ってみる。
17時半、中に入ってみるとオッサンがピアノの練習をしていた。お金を払って言われる通りに行って見ると家族風呂を少し大きくしたものだった。汗を流せたのが何よりだった。30分で出発。県道2号から国道8号に出てコンビニでビールと食糧を買っておく。朝日町を過ぎると車がぐっと少ない。
19時15分、道の駅「市振」に駐車。早速、ビールを飲みながら餃子を食べる。車内泊して東京に帰る。


Kekachiyama(2414.4m)inToyama Pref. The200famous mountains in Japan

1. Better to go with well experienced Japanese climber.
2. Best season : midSep and midOct. Slippery in rain.
3. Transportation
 ① 4wd car preferable
 ② Tokyo-Toyama station :overnight bus from¥4000
       Sinkansen until Etigoyuzawa(1hr20mnts)&special express(1hr40mnts) ¥12290
 ③ Toyama station-Katagai cottage by taxi(40mints): around¥7000
4.2nights3days from Tokyo

Records
4:40gate(740m altitude) climb steep slope using lope(900~1200m)

6:00 Take onigiri and climb ridge.

7:00 Rest at1470m high and walk along with japanese cedars. 

9:15Momoase pond(2023m) 

10:00Kuwagata pond meet grouse on the route. 

11:05~50Stay summit and go down through 5minutes break after 1hour.

16:45Back to car.


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