グランパの日記Akihata's Diary [登山mountaineering]

            越後・会津4座の山旅②

                   燧ケ岳(2346m)

地図:国土地理院1:25000駒ヶ岳

   昭文社:山と高原地図⑭尾瀬

9月18日(月):雨のち曇                      

 5時30分、洗面を済ませ、軽く食べてから食堂に行ってお湯をポットに入れてもらう。不要な荷物を車に入れ込んでおく。

 7時45分、国民宿舎尾瀬御池ロッジを出発。有料大駐車場の奥が登山口だった。

DSC00036.JPG駐車場

 登山者数を機械で計っていた。小雨の中、登り始めると軽装のハイカーが降りてきた。ぬかるみの道や木の根の上を歩く。高度を上げて行くと木道が現れ、広沢田代の湿原に出た。

DSC00024.JPG広沢田代

 黄色いオタカラコウの花畑に紫色のヒメシャジンがアクセントをつけている。

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 木道を歩いた後、樹林帯を登っていく。オオシラビソの木々に石楠花の木が交じっていた。木道を通ると熊沢田代が広がっている。2つの池塘の間を行く。オトギリソウが咲いていた。

DSC00026.JPGオトギリソウ

 4人のパーティと擦れ違う。階段状の木道を通ってからジグザグに登る。川のようになった道を登る。水が音を立てて流れ落ちていた。左斜めに登っていく。石楠花の木が現れたところで中年女性2人に会う。これから会津高原に出てバスで帰るという。頂上には誰もいなかったという。大岩の間をぬって登っていく。雨も止んできた。

 11時10分、燧ケ岳俎嵓に着く。尾瀬ヶ原の方から登ってきた年配夫婦に会う。

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フィルムが切れていたので代わりに写真を撮り、メール先をメモしておく。京都の人で10年振りにやって来た。来月には屋久島、開聞岳に登ると言うので体験を話す。

DSC00031.JPG燧ケ岳頂上

 11時30分、健闘を祈って別々に降りていく。原見岩の方に降りてしまったが、戻って降りなおす。風が来ない場所で、お湯を入れてラーメンを食べる。ハイマツ、石楠花、ダケカンバに囲まれていた。

 12時10分、出発。1時間後、熊沢田代で小雨の中、一息いれる。木道が滑りやすいので専ら足元を見ながら歩く。

 15時20分、戻る。御池休憩所に寄ってみる。土産物はどこも変わらない。缶コーヒーを飲んで出る。20分後、出発。道路整備の車について桧枝岐に向かう。村に入り、ガソリンを補給しておく。リッター当たり10円高いので20リットルだけ入れる。裏に駒の湯温泉があった。自動販売機で入浴券を買って入る。衣類と身体を洗ってから1人、風呂に入る。年配の人がやって来た。秋田に生まれ、日本橋の会社に38年、63歳まで働き、今年から故郷に住み、山仲間と登っている。今回は大清水に車を停めて燧を登ってバスで来た。今晩の歌舞伎は必見という。徒歩5分、行き先を聞いて別れる。

 17時過ぎ、車は駐車したままにして、板倉集落の通りに出ると会場に向かう人が続いていた。

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                       板倉

 左手に、柱や釘を使わない板製の倉が保存されていた。蒸篭造りと呼ばれ窓がなかった。反対側には地蔵が6体立っていた。

国道から脇道に入ると出店が並んでいる。案内書を買ってマットを借りて広場に行く。既に眺めの良いところは人で埋め尽くされ広場の真中の空いているところに座る。

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報道陣やカメラマン達は石垣の上に陣取っていた。年3回興行されるもので、偶然だった。260年前からの歌舞伎で、伊勢神宮への参拝帰りに江戸歌舞伎を観劇し、村に伝えた。大正時代に現在の一座が出来て県の重要無形民俗文化財に指定されている。茅葺き屋根の舞台の下に献金者の名前と金額を書いた紙が洗濯鋏で吊るされていく。

 17時30分、開演。星ヨシヒサ村長の挨拶に引き続き、幟旗贈呈式が行われる。東北電力、福島民報、福島テレビ各社長が壇上にあらわれて代表者に渡される。

 18時、一之谷嫩(ふたば)軍記・須磨浦の段が始まる。玉織姫は幼稚園の先生だった。

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 色々な見せ場を演じながら進んでいく。一幕終わった時は19時を過ぎていた。多くの観客と共に辞去する。ちらしをもらっておく。来年3月には東京国立小劇場で有料公演する。

 酒屋でビールとツマミを買って車に乗り込む。地図を見ながら会津駒ケ岳の登り口に向かう。道は真っ暗、滝のように水が流れているところを通ったり、溝があるようなところに出る。黒いゴム状のものが出ていた。左手の広場にミニバンが停まって明かりを点けていた。サーチライトを持って近づく。窓を開けて教えてくれる。この上に登山口があり、明日登るという。少し離れて駐車。お湯を沸かして食べてから寝る。

Hiuchi(2356m) in Fukushima pref.  100Famous mountains in Japan

1.          AccessCar is better. Touhoku expresswayNishinasushiobaraICnational      road400,352,Hinoemata,Oike

            Toubu railway:Asakusa-AizukougenOzeguchi station,AizuBus to Oike

2.          InformationOzeHinoemata onsen tourist asociation(0241-75-2432) 

3.          AccomodationKokuminshukushaOike lodge(0241-75-2350)

4.SeasonJun to Oct

RecordsAug18

7:45-8:35 climb from Oike lodge to Hirosawatashiro moor.

8:40-9:25  climb to Kumazawa moor.

9:30-11:10 climb to peak.

12:10-15:20 back to starting point.


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