グランパの日記Akihata's Diary [登山mountaineering]

           太郎山と女峰山の旅①

            太郎山(2368m)

1.2003年6月7~8日

2.地図:国土地理院1:25000男体山、日光北部

3.交通:I

4.宿泊:実之屋¥10650

5.温泉:はるにれの湯¥500   

6月7日(土)曇

 6時20分、王子駅。三井住友銀行前には、既に2人が待っていた。Yが町田からやや遅れて到着。王子北で高速に入り、東北自動車道を走る。ゴルフ場行きの車が多かった。佐野SAでトイレタイム。清滝インターで降り、第2いろは坂を登る。戦場ヶ原の三本松から裏男体林道を走って 湯殿沢橋を左折、林道出会に着く。

DSC00012.JPG林道出会

 新緑が瑞々しく気持ち良い。既にハイカーの車が幾つか停まっていた。

 9時50分、登山口から直登が始まる。白樺の芽吹きと石楠花が鮮やかだった。1時間登って休む。再びひたすら登っていく。岩鏡が咲いていた。

DSC00013.JPG岩鏡

 林を抜けるとガレ場に出る。足元に気をつけながら通り抜ける。お花畑に出た。

DSC00015.JPG太郎山

噴火口のようだった。雪が木陰に残っていて、小野竹喬の絵「山湖」を思い出す。

DSC00017.JPG

 静謐とした新緑風景に山頂が見えていた。一気に登る。

 12時30分、太郎山登頂。隣りの小太郎山も見えないほど視界が悪かった。

DSC00016.JPG山頂

 テントが張れそうな場所でマットを広げて湯を沸かし、ラーメンを食べる。保冷剤で冷やして置いたメロンが好評だった。ポットのお湯を使って飲み物を提供、レモンティーにウィスキーを垂らして飲む。

 13時30分、下山。直ぐに霰が降って来た。その後しばらく雨に降られる。山茶花が咲いていた。

DSC00020.JPG

一度休んだが、足元に注意しながら降りて行く。

 15時30分、車に戻る。早速、ビールを飲む。韓国原産「うましぼり」。帰りに、明日の登山に備え、どの位まで車で行けるか確認する。湯殿沢橋から志津小屋を通過、ゲートにやって来た。近くに車を止めていたハイカーが言う。

「今朝、道具を用意していた人が鍵を開け、通れるようにしていた」

 確かにゲートを動かせる。4駆でないと走れない道を通り、馬立で折り返す。これだと片道1時間以上歩かなくて済む。5、6台来ていた。元走った道を戻り、湯元温泉に行く。湯の湖では釣り師が膝上まで入って立っていた。

 17時、実之屋に着く。コリーが入り口にいた。撫でていると、突然動き出す。お婆さん「鹿の臭いを嗅ぎ取ったようです」。西欧風建物の奥に消えていく。庭に咲く紫や白色の花の名前を教えてくれた。クリーン草。

 208号室にチェックイン。写真がそこらじゅうに展示されていた。バッグを部屋に置いて風呂に入る。身体を洗い、内湯で身体を温め、露天風呂と入っていく。露天の方は熱かった。じっとしている。

DSC00023.JPG

 18時、食堂に行く。ビールで乾杯。山菜料理や、豚肉と茸を直火で暖めた容器に浸けて食べる。ここにも主人の写真が飾ってあった。コリーの写真を見る。名前はジュリー、10歳。今は太ってしまっているが、かっては絵になっていた。「たくさん食べさせてしまいました」

DSC00022.JPG

 食後、改めて写真を観賞。Tは夕闇の華厳滝が気に入り、主人に購入を申し出る。「販売用ではないんですが、何とかします」結局原価計算をしてから5千円を提示。ケースに入れて郵送することになった。

 私は月光の下、白く浮いた滝が気に入った。しかし現像しかなく諦め、湯之滝とツツジの絵はがきを買う。主人は大類正照氏、ここの専務で、20年写真をやっており、雑誌にも掲載されていた。栃木出身の松本哲男画家のことを聞いたら知っていた。日本画の岩絵の具は、硫黄に酸化して変色するのでここでは使えないという。

 21時まで酒を飲みながら話し、トイレに行ってから寝る。

Tarosan(2367m) in Tochigi pref.  300Famous mountains in Japan

1.AccessCar is better. Tohoku,nikko/utsunomiya expressway KiyotakiICnational road120,Uranantai logging road

2.InformationNikko tourist association(0288-54-2496)              

3.SeasonJun to Oct

RecordsJun7

9:50-12:30  climb screes and flower field from Rindodeai to peak.

13:30-15:30 down to starting point.


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。