グランパの日記Akihata's Diary [登山mountaineering]
太郎山と女峰山の旅②
女峰山(2483m)
地図:国土地理院1:25000日光北部、男体山
昭文社・山と高原地図⑬日光
6月8日(日)晴
4時、目覚まし時計で起き、弁当とお湯入りポットをピックアップして5時に出る。老主人が見送ってくれた。昨日の道 を走って行き、ゲートをチェック。今日は開いていなかった。足立ナンバーの車をちょっと前に出してもらって駐車する。
5時40分、出発。シロヤシオツツジの花を見過ごし、 左手に大真名木山を見ながら歩く。
足立組2人に追いつき、馬立で追い抜く。沢に降りて弁当を食べる。オニギリ2つにタクアンや蕗、お茶缶がついていた。食後、しばらく我慢したが、水場が見えてきたところで脇に入り、雉を打つ。
7時40分、沢で休憩。登りだすとパイプから水が出ていた。更に登って行くと無人の唐沢小屋に出る。中は食事できるテーブルと椅子があり、両脇と2階で休めるようになっていた。タワシや箒も用意されていた。急登を続ける。途中、追悼版が立っていた。鈴木君享年19歳、明大ワンダーフォーゲル部のOBが作っていた。シゴキの犠牲にあったのだろうか。山頂前の祠で若いグループが休んでいた。
9時5分、女峰山登頂。昨日とは打って変わって見晴らしが良い。
男体山、大真名子山、小真名子山と続き帝釈山の背後に太郎山がはっきり見えた。
20分後、足立組の後を追ってヤセ尾根を降りていく。一度登り返すと地蔵があった。
更に登り返すと帝釈山に出る。ここからの女峰山は、いい形をしていた。平安初期から日光連山は二荒山と呼ばれ、二荒神は男体(男体山)と女体(女峰山)の二神であった。
10時20分、帝釈山登頂。
丁度、青年が反対側から登ってきた。朝、志津小屋から縦走して女峰山から日光に降りていく。脚力が違う。小真名子山頂に見える看板のようなものは反射板だった。ハイマツや樅の林の中をストックを使って降りていく。残雪が道を塞いでいた。高度2200m以下になってようやく普通の道を降りる。
11時20分、富士見峠に出る。
一息入れてガレ道を歩く。車は通れない。砂防工事現場には八興建設の小屋と仮設トイレがあった。砂防用植木には鹿防止の網を囲っている。先は道も整備されていた。右にコメツガ林、左に女峰山を眺めながら歩く。白樺林は新芽で清々しい。
12時25分、登山口手前の芝生広場で食事。お湯を沸かす間、モロキュウを食べてもらう。お湯を焼きそば、トマト、緑野菜、高野豆腐にかけて水切りし、食べる。鹿の糞が一面に残っていた。
13時35分、車に戻って冷えた缶ビールを飲む。バイクがやって来たが、通過出来ないとわかって戻ってしまう。湯元温泉に戻り、「はるにれの湯」に入る。窓はなく、外の新緑風景が見えた。「立ち上がらないで」と書いてあったが、女湯が見えてしまうようだ。泉質無色透明と謳っていたが、濁っていた。温度も熱くなかった。次々と男衆が入って来て混みあう。風呂上りにビールを飲んでから出発する。華厳滝入り口まで道が混んでいたが、後は順調にドライブ。
16時40分、佐野SAで精算を済ませる。
19時、王子駅前で別れる。
Nyohousan(2483m) in Tochigi pref. 200Famous mountains in Japan
1.Access:Car is better. Tohoku,nikko/utsunomiya expressway KiyotakiIC→national road120,Uranantai logging road, Shidu logging road,gate
2.Information:Nikko city tourist section(0288-54-2111)
3.Season:Jun to Oct
Records:Jun8
5:40-6:30 walk from gate to Umatate junction.
6:35-7:40 climb among hemlock woods to stream.
8:00-9:05 climb rubble area to peak.
9:25-10:20 down narrow ridge and up to Taishaku san(2455m)where is Hakusan rhododendron.
10:30-11:20 down to Fujimi pass.
11:25-13:35 walk old logging road and Shizu logging road to car.
コメント 0