グランパの日記Akihata's Diary [登山mountaineering]
南木曾岳(1676.9m)
1.1998年8月15日(土)
2.単独行
3.交通機関 名古屋―南木曾¥1620+特急自由席¥1150
おんたけ交通バス:南木曾―尾越¥500
4.地図:国土地理院1:25000南木曽岳
6時35分、名古屋駅から特急に乗って行く。
8時15分、南木曾駅で保神行きバスに乗る。
フリーターで満席だった。妻篭宿から国道256号を走り、ホテル木曽路や木工芸館を通っていく。20分で尾越に着き、歩き出す。遊歩道を歩いていると鶴が飛んでいた。
峡谷に入り、砂防ダムを通って行く。南木曾キャンプに出た。お爺さんが杖をついて降りてきた。91歳、色つやも良い。
「若い頃は良く登って、避難小屋に泊まっていた」
川沿いの林道を歩く。釣り師がいた。
橋下や釣り人二人夏の川
10時、登山道に入る。
アスナロ、桧などの高木が生い茂っている。谷を埋める大きな岩の下に大きな穴があった。「金時の洞窟」だった。急登になり、鎖場を過ぎると、見晴らしが良くなり、恵那山がうっすらと見えた。
更に登り、森に突き出たカブト岩を通っていく。
一帯は徳川尾張藩の領地として厳しく管理されていたところだ。やや緩やかな登りになった。
12時10分、登頂。潅木に囲まれていて展望はきかない。ここは昔、御岳や木曾駒ケ岳と並んで木曾三岳と言われ、修験者の山だった。南木曽大明神が祀られている。木曾義仲も若い時に登っている。別名「なきびそ岳」と言われるくらい雨が多い。
30分程、オニギリを食べたりしていたら、雨が降り出した。傘を差して降りていく。お爺さんが言っていた避難小屋があったので寄ってみる。
熊笹に半身沈めいく木曾の夏
女岩(おんないわ)の分岐点を左折、熊笹と原生林の間をひたすら降りていく。雨もやみ、一休みする。
ブナや樫、ミズナラの巨木が続き、大木が倒れてもいた。
雨の滴がポタポタと傘に落ちてくる。周囲4m、3つに枝分かれした巨木の姿は泰然としていた。
「上野原」という標識に従って降りる。お化け茸が足元に見えた。桧林になると、土は黒々としている。送電線の下を2回歩いていくと緩やかになってきた。ハクサンシャジンが咲いていた。
15時30分、林道に出る。雨もやみ、狭い舗装道路を歩く。等覚寺の門には1985年に建てた仁王像が立っている。三留野の集落がある中山道を歩く。シャボン玉をあげている子供達がいた。
16時43分に快速がやってきたが、特急通過のため7分後に出発。
Nagisodake(1676.9m) in Nagano pref.
300Famous mountains in Japan
1.Access:Train Nagoya-Nagiso by Chuouhonsen
Bus Nagiso-Ogoshi by OntakeKoutu(0264-57-2346)
2.Information:Nagiso town office(0264-57-2001)
3.Season:May to Nov
Records:Aug15
8:40-10:00 Walk from Ogoshi to gate.
10:00-12:10 Climb among forest steep slope by chain to peak and take meal.
12:40-15:30 Down to logging road.
15:30-14:20 Walk to Nagiso station.
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