グランパの日記Akihata's Diary [登山mountaineering]
1.2000年6月29日
2.単独
3.自家用車 ①ガソリン代:¥3290 ②高速代:¥2750(練馬-前橋)
4. 地図:国土地理院1:25000赤城山
昭文社・山と高原地図⑳赤城・皇海・筑波
6月29日(木)
4時半、出発。関越自動車道に入るのに手間取った。その後、時速100キロ以上で走行。高崎ICを過ぎて、前面に赤城山系がドーンと鮮明に見えてきた。
6時前、前橋ICから県道4号線に入って間もなくセブンイレブンを見つける。大事をとって食糧を調達。赤城大鳥居を潜り、一気に高度1400m迄登っていく。展望台を過ぎると大沼が見えた。地図を頼りに運転、ビジターセンターの手前を左折、湖畔に沿って走る。直ぐ、啄木橋が見えた。一度、そこの駐車場に行ったが、観光客が通る所なので、先の方の駐車場に行く。木陰の所に停めて準備していたら、初老夫婦ハイカーが歩き去っていく。
7時10分、出発。5分で黒檜山北登山口に出る。看板には「頂上迄1時間半、高度差450m」と書いてある。樹林の中を登っていく。20分で猫岩を通過。膝を庇って、枝や根、岩を掴んで登る。頭上の林から日がちらちらと見えてきた。羽虫や虻が多い。鳥や蜩が鳴いている。見晴らしが良い所に出ると火口湖大沼が箱庭のように見える。
空の青、水の青、ミズナラの葉の緑が眩しい。山ツツジが咲き、樅の新芽が伸びている。
8時25分、尾根に出、左に向かい10分後、登頂。石祠と「御黒檜大神」と書いた鳥居が立つ。黒檜(くろび)山と言われていることがわかる。山岳信仰のご神体の山であった。
さっきの夫婦が休んでいた。神奈川からやってきており、2回目で前回、天気が良くなかったのでやって来た。今年既に百名山14座踏破している。「百名山には、こだわっていない」と言っているが、そうは思わない。 九州、中国、近畿とドライブしながら、一日で2座(大山と大台ガ原)を登ったりしている。 東側は雲海。頂上からは、見晴らしは良くない。ザックを置いて展望台に向かう。スパッツをつけたが、膝上の方に笹や枝葉の水滴がかかり、ビショビショになる。笹に覆われた道を歩いて行く。残雪の谷川岳と右手に朝日岳が見えた。
9時10分、戻ってみるとザックにマダラヒカゲ蝶が止まっていたので、離れるまで待つ。
次に駒ヶ岳に向かう。木の葉にアサギマダラが休んでいた。
木製の階段を降りて、笹と樹木の大ダルミという鞍部を通過、少し登って駒ヶ岳(1685m)に出る。
10時、下山。尾根を降りてから右に曲がり、樹林帯の中に入って鉄製の階段を3回降りてジグザグの道を通り、県道に出る。大沼に向かい、朱塗りの橋を渡って小鳥ヶ島に行く。
赤城神社に寄り、拝殿で無事登頂したことを感謝する。昭和45年に移築されていた。
大沼には鴨の親子が水面をのんびりと泳いでいる。
11時30分、車に戻り、時間があるので覚満淵という高層湿原に寄る。覚満淵という名前は、平安時代の比叡山高僧覚満がここで仏教を説いたからと言われている。車をビジターセンターの駐車場に停めて木道を歩いて一周する。
羊歯類が繁茂していた。
12時20分、センターに戻り、鳥居峠で覚満淵風景を眺める。
県道14号を走って赤城神社の大鳥居を通過、国道462号から本庄児玉ICに出て関越自動車道に入って帰る。
Akagiyama(1827.6m) in Gunma pref.
100Famous mountains in Japan1.Access:Car is better. Kanetsu expressway MaebashiIC→Pref. road4,gate of
Kurobisan.
2.Information:Fujimi tourist association(027-288-2211)
3.Season:May to Nov
Records:Jun29
7:10-8:35 Climb to peak.
9:10-9:55 Down and up to Komagatake(1685m).
10:00-11:30 Down ridge and take iron steps to road and walk back to gate.
コメント 0