グランパの山歩き

                    群馬百名山3座の旅
  1. 2017年10月25~26日

  2. 同行者:I

  3. 交通手段:I

  4. 宿泊所:常盤館一泊二食 11800円+税

  5. 地図:山と高原地図21西上州
  6. 総経費:2万円

 

10月25日(水) 曇り時々小雨  天狗山(670m)、稲含山(1370m) 12050

群馬県甘楽郡の天気予報:降雨確立30%、気温12~19℃

 4時半、起床。昨夕、買っておいたオニギリを食べる。

 5時半、出発。小型リュックを担ぎ、首にかけられるバッグをかけて出発。地下鉄南北線の西ヶ原駅まで歩く。既に薄明るくなっていた。15分で着く。始めて来た。

DSC09974.JPG西ヶ原駅改札口

 5時47分発に乗り、2分で王子駅。4番出口から地上に出て三井住友信託銀行の裏の待ち合わせ場所に行くとI 車が既に来ていた。王子北ICから首都高速に入る。対向車線は既に渋滞していた。圏央道、練馬から関越道を走行、藤岡ジャンクションで上信越自動車道へ左折、吉井ICで降りる。国道254に入り、甘楽町の7イレブンで昼食用の弁当を調達する。

 8時15分、赤い天狗像のあるところを左折する。

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 雨が少しフロントガラスにあたる。10分で白倉登山口に駐車。15分後に歩き出す時には雨もやんでいた。足元には痩せ細った蛙や蜘蛛を見つける他、生き物は我々だけだった。大木を3本繋げた橋を渡って行く。

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 8時50分、標識のある所を通過。

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 湧き水が岩の間から出ている「かなごの滝」には紙垂(しで)を木と木の間に垂らしている。

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 大木に赤ペンキが塗ってあるが、近くは倒木などで歩きにくく、緩やかな渓流を行く。

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 意外とルートが取りにくく、時間がかかった。登山道になってからは、左手に渓流を見ながら石蔵や幅広の滝を通る。

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 9時40分、新しい鳥居を通過。

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 刈り取った大木の跡一面に苔が生えていて中から水が流れていた。

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 水場を過ぎて登って行くと廃小屋が見える。20分後、天狗像が現れる。左手に烏像、右に団扇を持った像が我々を睨んでいる。

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 白倉神社の前を通り、昭和34年、建立の皇太子記念碑を過ぎるとコルに出て右に行く。

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 10時10分、登頂。早速、証拠写真を撮り合う。地元の人は「お天狗さま」「金光山」とも呼ぶ。信仰の山だった。

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 連なった芒の穂の下、轟登山口に白いボックスカーが見えた。5分後、下山。同じルートを2本のストックを使ってホイホイ降りて1時間で駐車場に戻る。車で小幡地区から県道46号に出て左折、織田家7代の墓など、一度訪ねている所を横目にして「秋畑地域交流センター」等「秋畑」の名前を見ながら進む。

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 22日の衆議院選挙の後で「小渕優子」のポスターが残っている。遅れを取り戻すために茂垣峠まで出て稜線を昇り降りして、旧秋畑稲含神社には寄らないことにした。ジグザグに上って行く。時々、でこぼこした所もあり、余りスピードは出せなかった。

11時半、高度1060mの柴垣(旧鳥居)峠は広かった。登山案内図で確かめる。雨模様なので車内で弁当を食べる。

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12時10分、出発。分岐点を通過。

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 25分後、鳥居を通過。ジグザグに登って行く。

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 朴(ほお)や馬酔木、雑木林の中を登る。

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 ロープや石段、鞍部には両脇に木製の手すりがあり、良く整備されている。

13時15分、展望が開ける。ベンチも用意されていて下仁田町の集落が眼下に見える。

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急な所にはチェーンも用意されている。

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10分後、分岐点を右に取り、子育て石仏を左手に見る。

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13時37分、稲含神社。1990年に建てている。8分後、登頂。いなふくみ山。ここは下仁田町栗山地区だった。方位版があっても曇り空、風も吹いているので写真を撮って直ぐ神社に降りて休む。

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神社の許可を得て置かれた82冊目のノートには、昨日来た人が「展望、最高」と記し、2時間前、岩井実氏が889回目と書いていた。毎年5月3日に大祭が行われ、在所の人々が参拝にやって来る。いろんな校歌を防水のケースに入れて壁に貼ってあった。地元の小学校から高校まであり、生徒が登れるようにし、木々の名前を案内していたのも納得する。小さな木を呑み込んでいる木があり、解説している。

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ウリハダカエデという木の名前を学んだ。

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14時40、駐車場。我々を待っていたかのように雨が降り出す。傘をドアと車体の間に差して靴を履き替えて助手席に座る。20分後、出発。植えた木を一本一本保護していた。

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未舗装の道なのでゆっくりと走行。栗山地区から高倉川に沿って降りて行き、人家が現れると舗装道になる。カーナビの画面に現在地が映り、清流荘の前を通過。

15時45分、下仁田町の中心にある常盤館に着き。狭い駐車場に入れる。中に入って名乗り、宿帳に名前を書いて、秋畑という姓の人がいないか聞いてみた。いないが、主人の名は「進」で同じ、誕生日は昭和16年12月6日。真珠湾攻撃の前なので進軍とは関係なかった。東京から山好きのグループも利用していると言う。

昭和初期に竹久夢二が宿泊、宿賃の代わりに絵を描いていたようで、そこらじゅうに複製がかかっている。本物は伊香保の記念館に所蔵されている。

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17時、入浴。大正時代からの家だが、風呂やトイレは新しくしていた。

18時、我々2人だけで、ビールを飲みながらコンニャクの刺身、地元の具材を使った料理を食べる。食後、精算し、朝食用オニギリをもらって廊下隅に置いておく。

 21時、就寝。

 

10月26日(木)快晴 物語山(1019m) 16543歩(登山10648歩)

 4時、起床。洗面後、お茶を飲みながら、大きなオニギリを二つ食べる。

 5時半、出発。国道254(信州街道)に出て西に向かって12キロ、サンスポーツランドへ左折。登山案内図で確認してから駐車場(高度395m)に停めて準備。公演内のトイレで排便を済ます。

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 6時20分、橋を渡り、林道を歩きながら徐々に高度を上げて行く。峡谷に沿って歩く内に滝が見えて冷風を感じる。

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 足元にミミガタテンナンショウの実を見つける。

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7時間25分後、登山口。(高度680m)

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沢を越えて、杉の森の中をジグザグに登る。15分後、広葉樹林の中を登る。やがて「頂上まで75分」の標識が現れる。一帯がスレート状になり、ガレ場を滑らないように注意しながら行く。右手に炭焼き窯が残っていた。

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案内標識が5分毎に、後55分まで置かれていた。単調な登りの中、励ます意味があるのだろう。

8時32分、鞍部に出て右に取る。

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ロープも幾つかあって、使いながら登る。

 

         秋の山誰にも会はず頂へ

 

8時50分、登頂。

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樹林の中、裏妙義山が見える。

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物語山という名前は、近くのメンベ岩に財宝を埋めたという物語があるからだった。ここも5分で下山。西峰に行けば浅間山が良く見えるのだが、帰る途中、何とか撮れた。

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帰りは、慎重に降りて行く。雨天では来ない所だ。

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高度800mで鳥の鳴き声が聴こえ、更にせせらぎの音がする。滝が現れた。更に湧き水を見つける。

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登山口に出て歩くと、濡れていた箇所も乾いて歩きやすかった。

10時55分、駐車場。地域の管理人がいて、枝払いのノコギリを持っていた。20分後、出発。国道254を走行、途中、下仁田の道の駅に寄る。アスパラ菜や里芋、胡瓜を土産にする。下仁田ICから高速道に入る。

12時40分、高坂SAで電気充電を30分にセットしてから昼食をとる。

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中国語を話す家族がいたが、注文後、画面に現れる番号がわかるので、数字が現れれると取りに行かれるので日本語がわからなくても問題なかった。ここには「蕎麦湯」もポットに入れてサービスしていた。旅の精算を済ませて出発。練馬付近や圏央道もスムース。

14時半、集合場所に戻り、次回も同行することを確認して別れる。完


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