グランパの日記Akihata's Diary [登山mountaineering]
聖岳、上河内岳、光岳
1.2003年9月16日~19日
2.同行者:H
3.林車:BMWワゴン 高速料金+ガソリン代¥12700
4.宿泊:聖平小屋・1泊2食¥6500 茶臼小屋・1泊2食¥6500
光小屋・素泊まり¥3000
5.温泉:飯田・健康ランド「ゆーみん」アルカリ性単純温泉¥400
9月16日:晴
予定していた5人の内、3人が家庭の事情でキャンセル。
5時始発の山手線で新宿に行き、南口で待つ。
5時35分、H車に乗り込む。中央高速に入り、諏訪SAで天ぷらソバを食べる。飯田ICで降り、カーナビの指示に従って走る。天竜川を越え、矢筈トンネルを過ぎ、国道152号線を右折、南下して「しらびそ峠」に向かう道を左折する。どんどん高度を上げていく。途中、トラックに3回向かい合う。2回はバックして擦れ違う。狭い道だが舗装されているので車の出入りが多い。一気に降りて、砂防ダムの上を渡って砂利道となり、ガタガタしながら便ヶ島の広場に着く。小屋の前に駐車したが、係員が出て来て、ここはダメという。一列奥に停める。かって1日500円徴収していたが無料だった。
10時10分、出発。大きな薊が咲いていた。遠山川より高くなった道を歩いていく。
フシグロセンノウやカワラナデシコが咲いている。
10時55分、西沢渡に出る。水量が多くて膝下まで浸かりながら渡渉。
靴を脱いで濡れた靴下を絞ってから履く。登りだして直ぐ営林署の廃屋が建っていた。近くにトリカブトが咲いている。一息入れてから、1時間、高度200mのペースで登る。カラマツ林の中なので日差しを受けず、17キロのリュックを背負って登る。
12時20分、高度1500mになったところでオニギリを食べる。
25分後、登りだす。しばらくしてハイカー2人が降りてきた。今日、聖平小屋に泊まる人は5、6人になると教えてくれる。足元に、小さくて細い白い花カニコウモリが咲いていた。何回か倒木の下を潜っていく。急登が終わり、緩やかになる。
15時、高度は2100mになった。苔が多くなる。ガレ場に出て更に登っていくと薊畑分岐に出る。降りて行くと殆ど咲き終わった薊が広がり、タカネナデシコとキンポウゲがアクセントをつけていた。黄色いオタカラコウと紫色のトリカブトが一所に咲いていた。20分程で方向指示盤を左折する。
立ち枯れの木が目立つ中、木道を歩く。マツムシソウが咲いていた。
16時過ぎ、聖平小屋に着く。
記帳では今日の宿泊者は12名だった。白髪の主人は応対が丁寧。
16時30分、食券を持って食堂に行く。カレーライスにスープ、フルーツコンポにお茶が出た。食後、外に出て、水を補給、お湯を沸かしてポットに入れておく。明日の聖岳登山のため小さなリュックを準備してからトイレに行く。中はベニヤ板の床を長方形に切ってあった。便が2m下に落ちていく。
小屋近くに明治大学山岳部の大きなテントが張ってあった。反対側は先輩達のようだ。雨がぱらつく。同宿者たちは山の情報交換に余念がない。
聖岳(3013m)、上河内岳(2803m)
地図:国土地理院1:25000赤石岳、上河内岳
昭文社:山と高原地図44塩見・赤石・聖岳
9月17日:晴
4時30分、洗面を済ます。星空だった。
5時過ぎ、朝食をとっておく。小屋の主人に挨拶する。主人は古畑さん、5年前からここにいるが、前職は井川町の喫茶店主だった。
5時50分、出発。リュックを方向指示盤の近くにデポしておく。薊畑分岐点に出てモミとハイマツの中を登っていく。
荷物が軽いせいかホイホイ登って50分で小聖岳に着いてしまう。
ヤセ尾根を降りて行く。左手は崩壊が激しかった。砂礫をジグザグに登っていく。左手に兎岳が見える。
8時10分、聖岳登頂。光岳を登って来たオバサン3人が居たので、写真を撮ってもらう。
富士山が霞んで見えた。地図を見ながら兎岳から赤石岳を確認する。
遠く仙丈ケ岳の雄姿が見えている。中央アルプス手前の尾根の下を林道が伸びていた。しらびそ峠に出る道だった。
8時35分、降りる。荷物を持っていない五分刈り青年が登ってきた。
10時20分、方向指示盤に戻り、水を補給しに聖平小屋に行く。さっき会った青年がいた。これからアルバイト先の茶臼小屋に戻るという。我々が行くことを伝えてもらう。リュックの近くで靴と靴下を乾かせながら食べる。
11時15分、出発。アップアンドダウンを繰り返しながら高度を上げていく。シラビソ林からダケカンバ更にハイマツと変っていく。南岳山頂には標識が立っていなかった。振り向くと聖岳が見える。聖岳が横に繋がっていて形が変っていた。聖岳は下から仰ぎ見るのにふさわしい。鞍部を降りて花畑の斜面を歩く。今度は上河内岳がそそりたつ。岩にイワキンバイが咲いていた。
イワキンバイ
Hは上河内岳を登らないというので先に歩く。
13時35分、方向指示盤にリュックを置いて頂上を目指す。頂上はのっぺりした所で眼下にダム湖が見えた。
笊ヶ岳の方はガスって見えなかった。直ぐ戻る。
14時、出発。奇岩竹内門を過ぎ、砂礫の斜面を登っていく。
亀の甲羅に似た盛り土に草が生えていた。ガレ場を登って方向指示盤に出る。小屋に向かってハイマツの間を降りていく。
15時30分、茶臼小屋に着く。五分刈り青年から聞いていたのか、主人の原田さんにニコニコして迎えられ、2階の右手に案内される。既に1人休んでいた白髪男性が起きてHと話し出す。青年3人が素泊まりで別室に入ってきた。
16時45分、夕食の仕度が出来、客3人と原田さんとバイト生と一緒に食べる。
味噌汁、煮込み料理、圧力釜で炊いたご飯にリンゴを食べる。食材はヘリで運んでいる。今年の夏は天気が悪いので運ぶ量は少なかった。
青年は宇都宮大学のワンダーフォーゲル部、南アルプスを登りにここに寄ったところ、引き抜かれて手伝っている。富士山のダイヤモンド来光を見て、今月中には帰る予定だった。
白髪ハイカーは既に聖岳は登っているが、雨のため光岳を断念したことがある。我々と同じコースを辿り明日、光岳に向かう。主人も朝の仕事を終えたら光岳に行くという。
17時40分、水を補給し、トイレに行っておく。外は冷えてきた。
Hijiridake(3013m) border of Shizuoka pref. and Nagano pref.
100famous mountains in Japan
Kamikouchidake(2803m) border of Shizuoka pref. and Nagano pref.
200famous mountains in Japan
1.Access: car is better. ChuoExpresswayIidaIC→national road153,474,152, Bengashima
2.Facilities:Hijiridaira Lodge one night two meals 6500yen
Records
Sep16
10:10-10:55 walk from Bengasima to Nishisawando.
11:00-12:20 climb to 1500m high and take meal.
12:45-15:00 climb to 2100m high.
15:05-16:05 climb to Hijiridaira lodge
Sep17
5:50-6:40 climb to Kohijiridake.
6:45-8:10 climb to peak.
8:35-10:40 back to cottage and take meal.
11:15-13:50 climb to Kamikouchidake.
13:50-15:30 down and walk to Chausu lodge.
グランパの日記Akihata's Diary [登山mountaineering]
大朝日岳(1870m)
1.2003年8月27~28日
2.地図:国土地理院1:25000朝日岳
昭文社・山と高原地図⑨朝日連峰
3.交通:レンタカー・マツダファミリア2日¥12180 高速代¥4450
走行距離269キロ ガソリン19.27L¥1937
4.宿泊:古寺鉱泉朝陽館¥7000
8月27日(水)晴
14時30分、仙台のレンタカー事務所を出る。小雨だったが、笹谷トンネルを過ぎると晴れていた。寒河江SAでトイレに行っておく。
16時、西川ICで山形自動車道を降りてしまう。国道112号を走り、途中、冷酒とリンゴを買っておく。月山湖から県道27号に入り、大井沢を通過、地蔵峠を超え、古寺に向かう。舗装道路も一車線になり、砂利道になる。道路工事でキャタピラが動いていた。こちらが近寄ると後ろに動いて脇に寄ってくれる。 駐車場に入ると、下山して帰る人が車に乗るところだった。鳥原山を通って来たが、滑りやすいのでやめた方がいいと言う。ドアを開けたら一斉に虻が入って来た。そのまま閉めていく。川に沿った道を歩き、橋を渡って古寺鉱泉に行く。入り口に座り込んでいた中年オバサンの顔がむくんでいた。虻に刺されたと言う。宿のオバサンに2階の一室へ案内される。宿泊者は、あと3人だった。 夕食は午後6時から。それまで風呂に入る。茶褐色の熱湯で、水風呂から水を汲んで入る。
オッサンが入って来た。オバサン2人と奈良から来て、飯豊を登り、明日は吾妻山に向かう。
「今日は10時間かかった。大朝日小屋には9人おった。最盛期になると90人以上にならはる」
部屋で川を眺めながら冷酒を飲む。
18時過ぎ、案内があり、奈良組とビールを飲みながら食べる。先代佐藤隆吉さんの息子政吉さんが山菜料理五種類を説明してくれる。天ぷらは抹茶入り塩をかけて食べる。ヤマメの刺身と味噌汁にご飯。ガイドブックに書いてあった通り、ここは料理が自慢のようだ。
「明日の天気は、午前中50%、午後80%雨の予報です。ここまでの道は来年秋までに舗装化されます。虻は例年8月になると減りますが、今年は多い」
熊の出没について聞くと「先代は50年の間に2回会っただけ」。7月になるとヒメサユリの花が咲き出すようで、桃色の百合の写真が飾ってあった。部屋に戻ると、布団が敷いてあった。目覚まし時計をセットして寝る。
8月28日(木)
2時前、一度トイレに行く。朝食用の弁当が部屋の外に置いてあった。ランプの明かりが灯っていた。
4時、起きてオニギリを一つ食べ、排便を済ませ、バッグを玄関前に置く。
4時35分、ヘッドランプを点けて裏手を登って行く。茸が多かった。ジグザグに登って行くと、薄明るくなってくる。
5時55分、水場に出る。蚊と虻が耳と口を襲ってきた。タオルで耳を隠す。
ハナヌキ峰からの道と合流し、更に高度を上げて行く。三沢清水にもコップが置いてあった。朝陽館の水と入れ替えておく。名前のわからない花が咲く道を登る。
7時10分、古寺山に着く。視界が開けたが、大朝日岳の方はガスで見えない。
降りていくと、若人4人に会う。縦走しての帰りだった。
8時前、小朝日岳に登頂。ハイマツと笹に囲まれた広場だった。朝日連峰が見える。
風もあり、大朝日小屋が見えていた。一気に降りて折角の高度を下げてしまう。熊越の鞍部で巻き道と合流し、ダケカンバをぬって登り返す。ミヤマトリカブトが咲いていた。
9時過ぎ、銀明水は少し降りた所にあった。冷水で喉をうるおす。風が更に強くなってきた。いろんな花に出会う。竜胆は蕾のままだった。
一登りして行くと、道を整備している人に会う。大朝日小屋の管理人だった。ツルハシ、鋤、スコップを使っていた。「ありがたいことです」と挨拶する。小屋には7年前から来ており、「古寺から」と言うと、「早いね」と言われる。
失礼して登って行く。大朝日岳山頂避難小屋の周囲はきれいな花が咲いていた。
ベンチがないので、そのまま通り過ぎ山頂に向かう。結局ロープも鎖もなかった。
9時55分、大朝日岳登頂。連峰の盟主から西朝日岳、竜門山、以東岳と眺める。
ケルンを風除けにしてリンゴをかじりながらラーメンを用意する。食べ終わった頃、通り雨が降りだし、傘をさして紅茶を飲む。
10時、下山。途中で2人の男性が身一つで登って来た。帰りはホイホイ降りて行く。一息入れて振り返ると大朝日岳はガスで覆われていた。小朝日岳は登らず、巻き道を通過。
12時10分、古寺山で休憩。雨が降りだし、完全武装して降りていく。ストックを2本使い、一度、水場で休んだだけだった。
雨降りて蛙現る山路かな
14時前、朝陽館に帰り、レインウェアを脱いで中に入る。隆吉さんが留守番していた。
ご挨拶してバッグを持って風呂場で着替えを済ませる。奥さんが高血圧のため薬をもらいに息子と町に出ていた。料理のことを褒める。政吉さんは山形市の割烹旅館で修行していた。子どもの教育のため彼が単身で働いていた。
14時30分、雨の中、工事中の道を通り、27号線に入り、寒河江方面の道を走る。長いトンネルを越え、クネクネと降りて行くと、JAF車が道をふさいでいた。車が山側の溝に嵌まり、吊り上げていた。20分以上待たされる。携帯電話も繋がらなかった。寒河江市内に入ってから携帯を使い、仙台のホテルに連絡、事情を伝え、山形市の家には行けない旨伝える。ホテルスタッフの両親が会いたがっていた。
17時、仙台に戻り、ガソリンを満タンにして車を返す。
Ooasahidake(1548m) in Yamagata pref. 100Famous mountains in Japan
1.Access:Car is better.Yamagata expressway GassanIC→national road112,pref.
Road23,27,Koderakousen
2.Accomodation:KoderakousenChouyoukan(090-4638-7260)one night two meals
7000yen
3.Information:Asahi town tourist association(0237-67-2134)
4.Season:Jun to Oct
Records:Jun25
4:35-5:55 walk from Koderakousen lodge (680m)to water place.
6:00-7:10 climb to Koderayama(1501m).
7:20-7:55 climb to Koasahidake(1647m).
8:00-9:40 down and up to Daiasahi lodge.
9:40-9:55 climb to peak.
10:00-12:10back to Koderayama.
12:20-15:55back to starting point.
グランパの日記Akihata's Diary [登山mountaineering]
紀伊半島百名山の旅②
八経ヶ岳(1915m)
地図:国土地理院1:25000弥山
昭文社:山と高原地図50大峰山脈
9月10日(水) 雨
4時20分、目を覚まし静かに仕度して出る。外は雨だった。レインウェア、スパッツを着けて車に乗り込む。
5時30分、出発。ドライブウェイから国道169号に入り、天ヶ瀬で309号へ右折。天山方面の道は、かなりワイルド、狭い道で山の中腹を登って行き、最後に長い行者還トンネルを越えていく。出たところは工事中だった。
その先に駐車場があり、1台停まっていた。
6時50分、登山口から歩いていく。三角型の木橋を渡ってから急登が始まる。
ブナ、ミズナラの林から石楠花とヒメシャラの木々の間を登っていく。
身体が目を覚ましていないせいか、息使いが激しくなり、30分毎に一息入れる。雨の下、蛙が動く。
ブナ林を更に登っていくと奥駈道出合に着く。
ここからは尾根道になる。トリカブトの花が多くなる。
トウヒの森を進んで行くと台地状になった「弁天の森」に出る。雨がやみ、林の中の道を歩いていくと、突然、視界が開け弥山が現れた。
大木を輪切りにした腰かけに座って眺めながら、ビタミン入りの水を飲む。下り気味の道を歩く。聖宝の宿跡には、高下駄を履いて座っている修行僧、理源大師の銅像が立っていた。
モミやトウヒの林の中、木段を登っていく内に樹林帯を越える。倒木をオオスギゴケが覆っていた。苔類が多いところに樹木の種子が育つ。この一帯は良循環になっていた。
9時45分、弥山小屋に出る。風が強くなっていた。ベンチでオニギリを食べておく。
10時10分、出発。苔の多い林の中を降りて登り返す。
柵の扉を何回も通っていく。天然記念物オオヤマレンゲを鹿が食べないように株があるところを囲って保護していた。オタカラコウが咲いていた。
10時35分。八剣山に登頂。ここは役行者が法華経八巻を納めたことから八経ヶ岳とも呼ばれている。周囲がガスっていて見えなかったが、降りる頃になって、ガスが晴れて弥山と小屋が見えた。
シラビソの木が立ち枯れしている。
小屋に戻り一服してから、来た道を帰る。途中、4人組に会ったが疲れていた。弁天の森を過ぎ尾根に出ると、下から発破の音が聞えてくる。啄木鳥の音も聞えた。雨も降りそうにないのでウェアを脱いで降りていく。
13時40分、橋の袂で汗をぬぐい、クッキーを食べて一息入れる。登山口に戻る。
車に戻ってシャツを着替えておく。
14時、出発。国道169号に出て尾鷲の方に向かう。途中、上北山温泉「薬師湯」に寄っていく。川向こうまで橋を渡る。
身体を洗い、内湯、露天、ジャグジーと入っていく。温泉を出てから駐車場の隣の店で山菜うどんを食べる。谷あいで鳶が盛んに鳴いていた。
17時過ぎ、平均時速60キロで山中を走る。緑林を見ながらダム湖に沿って走行。熊野に向かう途中で国道42号を左折、引き続き山の中を走る。尾鷲を通過。紀伊長島で寿司を食べようとしたが、港付近の店は閑散としていて生気がない。国道沿いに戻って刺身定食を食べる。
満月が山の上から顔を出していた。ラジオでセネガルとのサッカー実況中継を聞きながら国道を走る。
19時過ぎ、伊勢自動車道に入り、安濃SAで休む。
9月11日(木)
4時30分、トイレと洗面を済ませる。この時間はベンディングマシーンしか使えなかった。名古屋に向かって、ゆっくり走る。大山田SAで一休みする。
6時20分、白川ICで降り、レンタカー近くのガソリンスタンドに行く。8時営業開始だった。IC出口のコスモ石油は終日営業、しかしリッター5円高い。
7時45分、事務所が開いて車を返却し、ホテルまで歩いて帰る。
Hakkyougatake (1915m) in Nara pref. 100Famous mountains in Japan
1.Access:Higashimeihan expressway TenriIC→national road169,309、Gyoujyagaeri tunnel
2.Accomodation:Misen lodge(0747-52-1332)one night two meals8000yen
3.Season:May to Oct
Sep10
6:50-8:25 climb to Okugake route
8:35-9:45 walk to Misen lodge.
10:10-10:35 down and up to peak.
10:40-11:00 back to Misen lodge.
11:15-12:30 back to Okugake junction.
12:35-13:40 down to starting point.
グランパの日記Akihata's Diary [登山mountaineering]
岐阜・南信州の山旅①
奥三界岳(1811m)
1.2009年9月6日~7日
2.地図:国土地理院1:25000奥三界岳、三留野
昭文社:山と高原地図39御嶽山
9月6日(日)晴
3時半、起床。簡単に食事を済ませて出発。首都高、中央高速を走る。双葉SAでトイレ。伊那方面の「動物注意」看板は猿だった。
7時20分、中津川ICを降り、国道19に出て少し戻る。坂下で国道256に入って直ぐ、道の駅「きりら坂下」に寄る。タオルに水を浸けてフロントガラスに付いた虫の屍骸をふき取る。花馬祭りのシンボルの馬像が立つ。
案内板によると、木曽義仲が平家追討に成功したことを祝って、毎年10月、3地区がそれぞれ馬の背に幣(ぬさ)を結びつけた矢を立てて坂下神社に参拝、境内で大太鼓の合図と共に花串を奪い合い、田畑や神棚に供えて一年の豊作、家内安全を祈る。県道3号から川上で右折して411号を入り、キャンプ場を通る。
8時5分、ゲート手前。神戸と岐阜ナンバーが駐車していた。
オニギリを食べて20分後、出発。川上林道を歩く。
左手、岩盤から滝となって水が落ちてくる。
15分後、左手に銅穴の滝と休憩所があった。更に進むと左手に標識が立ち、林道から離れて「一つ滝」方面へ降りていく。
銅穴の滝
定員1名の吊橋を渡って、ジグザグに登る。
樹相は杉林からダケカンバになる。色模様の良い枯葉が落ちていた。
9時30分、1本立ててから歩いていくと、丸野林道に出た。
ひたすら歩く。焦げ茶色の蛇が道にいた。
橋を渡り、落石で埋まった道を越える。昇竜ノ滝が右手に見えた。
昇竜ノ滝
10時55分、林道の終点。小屋がある。
石に座ってパンとチーズを食べ、紅茶を飲む。15分後、出発。登山道の木段は始めだけ。高度をあげていく。オッサンが降りてきて「あわてないで」と言って通り過ぎる。
笹の中の涸れ沢を登っていくと、夫婦に会う。男はゴルフのアイアンをストック代わりにしていた。「稜線に出ると泥の深いところがあって膝上まで行くところもある」それでさっきの忠告がわかった。慎重に足の置き場所を探さないと泥に突っ込むようだ。稜線に出て笹、檜、コメツガの林の中を進む。
しばらく雨が降っていないので泥帯は少なかった。一箇所、ストックで確かめるとズボッと入っていく。2回ゆるやかな上り下りをする。
12時20分、展望台の上に立つ。
小秀山は見えたが、御嶽山は雲の中だった。
下のベンチでオニギリとリンゴを食べる。美濃加茂からの中年女性がやって来たので、ベンチを譲る。
12時45分、下山。ストックを使って泥地通過。樹林の枝にカケスが止まっていた。
沢に出て万一に備え水を補給し、タオルを浸して顔を拭き頭に巻く。
14時、林道。15分後、車道に出、30分後、登山道を降りる。
15時25分、吊橋。30分後、駐車場。結局、蛇を往きに3回、帰りに2回見ていた。次の目的地に近い地名にカーナビをセットして出発。途中、道の駅でナシとトマトを調達。妻籠のガソリンスタンドで20ℓ補給、国道276から県道8号に入ってジグザグに登っていく。幸い、対向車は軽自動が1台やって来ただけだった。
17時25分、高度1345mの大平峠を通過。25分後、安平路山への道を左折する。東沢林道は、始めは舗装していたが、直ぐガタガタ道になり、時速5から10キロで進む。
18時20分、ロープで道を遮断していた。車が回転できるスペースから少し離れたところに停める。ビールを飲みながら料理して食べて車内泊。
Okusangaidake(1811m) border of Gifu Pref.and Nagano Pref.
300Famous mountains in Japan
1.Access:car is better. Chuo ExresswayNakatsugawaIC,national road19,256,pref.
road411,Yuumori park
From Nagoya to Sakashita by JR Chuo line(1+30)From Sakashita to Yuumori park
by Kitaena bus(30mnts)
2.Information:Bus Kitaenakotu0573-66-1555
Better to carry stock for muddy road.
3.Season:May to Oct
Records
Sep6
04:00-07:20 Tokyo-Nakatsugawa IC by Chuo expressway
07:20-08:05 Nakatsugawa IC-Yuumori park
08:25-10:55 walk ,cross suspension bridge, climb zigzag among cedar and birch woods, logging road to the end. There is a cottage.
11:00-12:20 climb to ridge line and through muddy route among hemlock woods to peak.
12:45-15:55 down to parked car.
グランパの日記Akihata's Diary [登山mountaineering]
大隅半島の山旅①
高隈山(大箆柄(おのがら)岳)、稲尾岳、桜島
1.2006年3月8~10日
2.レンタカー:マツダAZワゴン660 2日¥11550 425キロ 30.2ltl ¥3954
3.交通:鹿児島空港IC-国分IC¥600 佐多岬有料道路¥1000
4.施設:上野原縄文の森展示館¥300
5.温泉:ネッピー館¥300
高隈山(1237m)
地図:国土地理院1:25000上祓川
3月8日(水)晴
今年はじめての山行のせいか、5時過ぎに起きてしまう。モノレールに乗って空港に行きJL1863便にチェックイン。セキュリティでは登山靴を脱がされる。出発まで時間があったので山菜ソバを食べる。ゲート2番で待っていると、パイロットと一緒に背広を着た男が飛行機に行く。国土交通省の検査官だろうか。
定刻8時、出発、定刻9時50分、着。快適だった。預けたリュックをピックアップしてレンタカーから迎えに来た車に乗って事務所に行く。3万キロ以上走った軽自動車にはカーナビが付いていた。係員に操作を教えてもらってから出発。上野原遺跡まで急ぐので高速道路を使う。森には山桜が咲いていた。
国分ICで降り、国道10号を通ってテクノパークで左折、ループして高台に出る。車を駐車場に止め、上野原縄文の森展示館に入る。
11時から20分、アニメによる縄文世界番組を放映していた。古老が青年と娘を主人公にして語っていく。猪肉の燻製つくりや猪に襲われて母親が死ぬことを通して生命のはかなさを説く。火山噴火に遭遇した時の先人達の記憶を話していた。観客は他に1人いた。
9500年前の縄文土器の展示を見る。
縄文人はイヌガヤ、ヤマモモ、クズ、サンショウ等の植物を食べていた。外に出て復元集落を歩く。
52棟の内10、おわん型の家を復元していた。半分は土盛りになっている遺跡保存館に入ってみると、手摺りの下に土坑や集石、竪穴住居跡が残されていた。
歩道は水はけが良く足に負担がこない。作業員がアキグミの枝を剪定していた。小さな地層観察館に入って14層の地層を観察。2億4千年前、蛤良カルデラで噴出して出来たシラスは白くなっていた。火山灰は遠く松本に7cm降灰している。
12時、出発。鶯が鳴き、菜の花が咲いていた。国道10号から220号に出て錦江湾に沿って走行。2ヶ所、工事による一方通行があった。毎度、年度末の行事。20分後、福山の銀杏大木に寄る。国道から直ぐ、宮浦神社の鳥居から階段を上がって眺める。
右手は高さ38メートル、幹周り7.55m、左手38.6m、幹周り7.68mと殆ど変わらない。注連縄が巻かれていた。新刊本「巨樹・巨木」では黄葉した葉が写っていたが、今は枯れている。敷地の角に神武天皇行幸伝説の碑があった。
国道には神武天皇渡船の地の看板が立つ。垂水に向かう。前方に桜島が見えた。
今日は噴煙をあげていない。桜島口を左折、棕櫚の並木道を走る。垂水の街中に入り、県道71号を走っていくと、大箆柄岳登山口の看板が見えた。大野原林道に入ると、道も細くなり標識もなくなる。その内、通行止めの看板が出ていた。
道を間違えたのかと思い、戻る。丁度、小型トラックがやって来たので確認すると、4キロ先の登山口までは行けた。
戻って行くと、かなり荒れた道。1キロ毎に標示が出ていた。4キロ過ぎて登山口に出た。1台、熊本ナンバーでレンタカーの8人乗りバスが駐車していた。
14時10分、出発。15分位は緩やかだったが、水場への分岐点を過ぎて登りだす。途中、長袖を脱いでスピードアップ、照葉樹の雑木林の中なので気持ちよい。九州自然歩道だけあって道もわかりやすく、落ちやすい所にはロープがはってあった。
14時55分、5合目の露岩で休む。見晴らしも良い。
ロープを使って登りだしたところで男が先頭、6人の女性ハイカーが降りてきた。挨拶して別れる。ゼイゼイ言いながら登る。照葉樹林を過ぎ、ブナ林になる。ここはブナの南限の山。途中、2ℓペットボトルをブナの倒木の脇に置いてリュックを軽くして登る。7合目を過ぎ、小さな杖捨祠を通過する。
高度は1200mになっていた。笹やスズタケに挟まれた道を登る。
篦とはクマザサの意味だということがわかる。崖の上に標識が見えた。
15時50分、大箆柄岳登頂。
前方左手から御岳、ピーク型の妻岳、平岳、横岳と連なっていた。
カテキン茶を飲みながらヤキソバを食べる。林道が自然林を貫き、錦江湾が輝いていた。少し南側にある最高点に行ってみたが、雑木林に被われていただけだった。30分後、下山。ストックを使う。無事に登られた達成感で気持ち良く降りていく。
17時30分、登山口に戻ると、村田組のリムジンが通っていく。4キロ先の工事を終えての帰りだった。国道に出て割烹屋で、大きな鯵2匹の焼き魚定食を食べる。湾沿いに走行。途中、県道68号に出るところ、そのまま走って鹿屋市に向かうので戻って走る。国道269号に出て根占町に入るとカーナビに温泉のネッピー館が現れた。
汗を流してジャグジーに浸かる。塩気があった。露天風呂の湯は土色で、中を歩けるようにプールの形をしていた。同年輩の男と話す。近くでトマトとジャガイモを栽培。娘達は東京や千葉で働いていて結婚する気がないと言う。40年振りに故郷に帰って余生を送るのも多い。もう1人は小学校の校長。鹿屋体育大学の話になる。水泳の柴田選手が有名だが、団体競技が出きる人数がなかなか集まらないと言う。
再び国道に出て走行。カーナビで海岸線を走っているのがわかる。道の駅に駐車。大浜海浜公園の中にあり、海辺まで段々状の石が整備されていた。トイレに行ってから運転席のヘッドレストを外し、完全に倒して横になる。
Takakumayama(1237m) in Kagoshima Pref. 300Famous mountains in Japan
1.Access:Car is essencial. Higashikyushu expresswayKokubuIC→national road220,
pref.71,Ohnohara rindo
2.Information:Tarumi city office(0994-32-1111)
3.Season:Apr to Nov
Records:Mar8
14:10-14:55 Walk Kyushu nature road to 5th stage.
15:00-15:50 Climb to peak.
16:20-17:30 Back to starting point.
グランパの日記Akihata's Diary [登山mountaineering]
紀伊半島百名山の旅①
大台ヶ原 、八経ヶ岳
2003年9月9~11日
1.車:マツダデミオ2日間¥13912 走行511キロ 41.6L¥4798
高速料金:名古屋¥1300 東名阪¥1550 伊勢自動車道¥2950
2.大台荘:1泊2食¥6800
3.上北山温泉「薬師湯」¥500
大台ヶ原(1694.9m)地図:国土地理院1:25000
昭文社:山と高原地図51大台ケ原
9月9日(火)晴のち曇のち雨
8時前、名古屋・伏見のマツダレンタカーで事務所が開くのを待つ。手続きを終え、女性スタッフにカーナビのセッティングを手伝ってもらう。大台荘の電話番号は村の観光課だったのでダメ。大台ヶ原を探索して行き先が見つかる。
8時30分、白川ICから高速に入り、桑名を過ぎると道も空いてくる。時速100キロ以上で走る。坂もスピードは落ちなかった。関で料金を払い、国道25号で大阪方面に向かう。制限速度60キロだが、突っ走る。
針ICで降り、カーナビに従って国道370号から169号線を走行。カーナビから「休憩して下さい」という女性の声が流れる。大滝ダムを通り、トンネルを過ぎてドライブウェイを登っていく。曲がりくねった狭い道で対向車が来るのを覚悟して走ったが来なかった。
12時前、大台ヶ原に着き、大台荘に行って宿泊の手続きをしておく。朝食を弁当にしてもらったら、200円安かった。
大台荘
12時20分、林の中を降りていく。公園を散歩している感じだった。シオカラ谷まで降りて吊り橋を渡り、登り返す。
川辺では、かなりの人が遊んでいた。ツクシ石楠花の林の中を色んな人を抜いて登っていく。
分岐点を右折、モミやツガの樹林帯を歩いて大蛇嵓に辿り着く。
大蛇嵓
岩の先は断崖、鉄棒に鎖がついていた。こわごわと近寄っていく。既に辿り着いて、仰向けになって休んでいた人に写真を撮ってもらう。
名古屋を1時間前に出てきていた。10年振りにやってきたそうで、当時はトンネルも余りなく狭い道だったという。大峰山脈が連なっていた。鋭角的な釈迦ヶ岳はわかった。
振り向けば名前の通り山が高原の形をしていた。約百万年前に紀伊山地が隆起する前の平原だったところ。
13時30分、元の道を歩き、分岐点を右折、牛石ヶ原を歩いていくと、左手に神武天皇像が立っていた。熊野から、ここに来られて国見をされたとい。
神武天皇像
トウヒ林を抜けていくと、尾鷲辻に休憩小屋があったので一服。立ち枯れの木や倒木の原っぱを歩いていると、看板が立っていた。1963年時、トウヒの森だった写真があった。
伊勢湾台風による被害から壊滅地域が広がっていった。登山道の上に作り上げた木道を登って正木嶺に出る。日出ヶ岳が近くに見えた。木道を伝って降り、登り返して行く。
左手に鹿が白い尻を見せていた。トウヒが倒れて地表が乾燥化、苔に代わって鹿の大好物ミヤコザサが繁茂、禁猟地域のため鹿の楽園となっていた。
14時35分、展望台に立つ。台の四角に避雷針が突き出ていた。
雨雲が近づいてきて視界は悪くなる。
15時10分、雨が降りだす。ガスが動いていた。駐車場に戻って車からバッグを出して大部屋に入ると、布団がヅラリと敷かれている。風呂場に行き、蓋をとって身体を洗ってから入る。運転の疲れもとれて、気持ち良い。風呂を満喫してから、食堂に行って缶ビールを買い、ベランダで飲む。部屋に戻ると太り気味のオジサンが少し離れたところに座っていた。名古屋に住んでいる人で生れは四日市、若いときは鈴鹿の山も登ったが、仕事が忙しくなって、腹も出てからやめている。明日、一回り歩いて帰る。
17時過ぎ、食堂で夕食を一緒にする。食後、ロビーのテレビで大相撲を観る。家に電話して家内の誕生日を祝う。部屋に戻ると青年が2人反対側にいた。
4人で四方山話しをする。2人はコンサルティング会社から派遣されてトウヒの植生保護と調査にあたっている。登山道から離れると、腕章付けていても、他の人も中にやってくる。
ここでは鹿害防止が主な仕事。江戸時代までは狼が生息して生態系を維持していたが、今は悪循環になっている。伐採や台風で森林に隙間ができると日光を好む笹が繁殖し、笹の葉を食べる鹿が増える。増えた鹿が冬になると針葉樹の樹皮をはがして栄養分をなめる。樹木が枯れる。親会社では海の調査もしていると言う。
名古屋の人は海上保安庁に勤務していた。商船大学に不合格だったが、海の仕事に就きたかったそうだ。仕事は保安関係。2年毎に勤務先が変る。尾鷲、伊勢、東海地方・・。
私の仕事が空であること、船と飛行機の名称の共通点から、ここ一世紀の流れを概観、その技術は戦争によって開発されていること、コンピューターやGPSといったものも然りという。青年達の仕事もパソコンが導入されていた。彼らに鳥の目と虫の目を持ち、色んな切り口を持つことを勧める。
20時過ぎたところで話を切り上げ布団に入る。3人は未だ話し込んでいた。
Oodaigahara (1695m) border of Nara pref. and Mie pref.
100Famous mountains in Japan
1.Access:Keinawa expressway HaibaraIC→national road370,Oodaigahara driveway
2.Accomodation:Cocorotojikan(07468-2-0120)private room one night two meals12600yen
share room one night breakfast4410yen
3.Season:May to Oct
Sep9
12:20-13:20 down to Shiokara valley and up to Daijyagura(1578.6m).
13:30-14:05 back to Ushiishigahara junction, turn right to Owashituji.
14:05-14:35 climb to peak.
15:10-15:40 down to starting point.
グランパの日記Akihata's Diary [登山mountaineering]
焼石岳(1548m)
地図:国土地理院1:25000焼石岳、石淵ダム
昭文社:山と高原地図・栗駒、早池峰
1.2003年9月25~26日
2.単独行
3.レンタカー:マツダデミオ1日¥5775 走行318キロ 28.38L¥3100
高速料金:仙台宮城=水沢¥6100
4.温泉:クアハウス「ひめかゆ」1時間¥320
9月25日(木)雨
7時30分、近くのコンビニで飲食類を調達してレンタカー事務所に行く。
8時過ぎ、雨の中を出発。高速道は空いており、段々スピードをあげ時速100キロで走る。
9時10分、水沢ICで降り、国道4号から397号に入る。市内はわかりにくいが、標識に焼石連峰方面と書いてあり、高速道を潜ると一直線。穀倉地帯の脇を走る。胆沢ダム工事の脇を登って降りると、中沼コースの標識が右手に立っていた。そこから尿前林道の砂利道になり樹林帯の中を走っていく。
10時10分、登山口に到着。広場には車が1台もない。
トイレに行きウェア、スパッツを着け完全武装して15分後、出発。小蛙に迎えられ、傘をさしながら登っていく。木の葉は少しずつ黄色や茶色になっていた。
10時50分、中沼。ベンチで一息入れてから歩き出す。
沼辺を通る。薊の他に竜胆が今にも咲きそうで、蝶が待ちきれないように花にとまっていた。
薬師草の黄色い花も咲いていた。
花の百名山と言われるだけある。
12時過ぎ、銀明水の広場に出る。湧水に取っ手を付けたコップが置いてある。
持ってきた水を入れ替えておく。右手少し上がったところに避難小屋が見えた。
傘をしまい、ストックを2本使って登っていく。沢の脇を登ったり、小川になった道を登る。木道はすべりやすいので、ゆっくり歩く。
13時15分、姥石平の分岐点。ケルンの前に石に彫ったお地蔵さんが立っていた。
風と雨が激しく冷たくなってきたので手袋をはめる。泉水沼を見ながら登っていく。
木道は斜めになっているので脇を歩く。風が強いせいか頂上が見えた。
笹の間の石道を登る。
13時45分、登頂。
降りていくとダケカンバも紅葉していた。
姥石平に戻ると風もやみ、ほっとする。傘を使わずに歩いたせいか、靴下がぬれてきた。ひたすら足元を見ながら降りる。途中、キタダケソウに似た八弁の白い花を見つける。
15時過ぎ、銀明水避難小屋に行き、小屋の戸を開けて座り、インスタントラーメンにお湯をかけて食べる。中はきれいだった。30分後、出発。雨は止んできたが、木道をすべらないようにゆっくり降りる。
花を撮ろうとしたら、作動しない。雨と湿気にやられたようだ。
17時、駐車場に戻る。衣類、靴下と靴を履き替える。20分後、出発。397号線に出てクアハウス「ひめかゆ」に行く。地下1190mから汲み上げていた。ここにはプール施設もある。40分で出る。
18時30分、隣の「やまびこ亭」で生ビールを飲み、焼肉とソバを食べる。やがて長靴を履いたオッサン達がどっと入って来る。昼飯に使ったものを返し、
テーブルにつく。一仕事終えて皆わいわいやっていた。外に出てみると日起建設と書いたバスが停まっていた。東北自動車道に入り、長者原SAで休む。
9月26日(金)曇
4時50分、揺れで目覚める。地震のようだ。再び休む。
5時30分、目覚ましで起き、洗面を済ませる。ラジオをつけると十勝沖地震が発生していた。
6時20分、出発。仙台市内に入り、ガソリンを満タンにして事務所前に駐車、近くの吉野家で朝飯を済ます。
8時前、事務所が開いたところで鍵を返し、東急ホテルに帰って寝る。
Yakeishidake(1548m) in Iwate pref. 200Famous mountains in Japan
1.Access:Car is better.Tohoku expresswayHiraizumimaesawaIC→national road4, 397,Shitomae logging road
2.Accomodation &Spa :Himekami(0197-49-2006)one night two meals9500yen
3.Information:Isawa town office commerce,industry,tourist section(0197-46-2111)
4. Season:Jun to Oct
Records:Jun25
10:25-10:50 from gate(720m),walk to Nakanuma.
10:50-12:00 climb to Ginmeisui(1170m).
12:05-13:15 climb tree way to Ubaishidaira junction(1421m).
13:15-13:45 climb to peak.
13:55-15:05 down to refuge cottage (1160m)and take meal.
15:35-17:00 back to starting point.
グランパの日記Akihata's Diary [登山mountaineering]
帝釈山と高原山(釈迦ガ岳)の山旅②
高原山(1795m)
地図:国土地理院1:25000高原山
温泉:今市市温泉保養センター・かたくりの湯¥500(市外者)
9月21日(日) 曇ときどき小雨
5時に起き、急いで仕度。
5時35出発。日塩もみじラインを走って鶏頭山荘に着く。簡易保険センターだが、破産して今は運営されていない。庇のある玄関口で弁当を食べる。
6時35分、出発。スキー場のゲレンデを登って行く。右斜めに登ってカラマツの樹林帯に入り、登山道をしばらく歩くと1時間後に弁天沼に出る。ここは平家落人伝説のあるところ。鳥居と、まだ新しい奉誌碑や鶏頂山参拝記念碑が立つ。
奉誌碑によると1700年前に開山、農耕の神、道祖猿田彦大神が祀られていた。
湿地帯を抜け、左手のルートを登る。笹に覆われた道で、1人ではとても歩けない道だった。尾根に出て先頭のTは右のルートをとる。標識が鶏頭山になっており、戻って御岳山に向かう。急登を過ぎ、御岳に達する。頂らしいところはなく標識でわかった。藪こぎを続け、降りて登り返す。
9時25分、釈迦ヶ岳登頂。
笹原に囲まれ、奥に釈迦如来の坐像があった。
I用意のリンゴを食べる。三百名山となると道の整備は荒れている。
9時50分、下山。登山時はひたすら足を運んでいたせいか、風景を覚えていなかった。一度、弁天沼で休む。山岳信仰の中興の祖栄明霊神の碑と鐘があった。
12時過ぎ、駐車場に戻り、缶ビールで乾杯。スパッツやウェアを脱いで車に乗り込む。料金所を通過、121号線に出て今市市温泉保養センター「かたくりの湯」に行く。わかりにくいがなんとか辿り着く。
日曜日のため混み合っていた。洗い場も待たされる。水風呂に足を浸けて冷してから温泉に入る。 サウナは一杯。風呂からあがり食べようとしたが、ソバが売り切れていたので諦める。大沢ICに向かう途中、手打ちソバの看板に惹かれて行く。
14時45分、店に入って注文をとったところでTが財布・カードを入れたポーチをセンターに置き忘れたことに気づく。電話したら見つかり、保管してくれた。閉店前だったせいか掻揚げをサービスしてくれる。食後、センターに戻ってポーチをピックアップし、高速道に入る。
途中、佐野SAでトイレタイム。精算もやっておく。首都高速に入り、東領家ICで降りて王子駅前まで送ってもらう。Tと一緒に京浜東北線に乗って帰る。
Takaharayama(Shakagadake) (1795m)in Tochigi Pref. 300Famous mountain in Japan
1.Access:car is better.Tohhoku&Nikko UtsunomiyaHighwayImaichiIC→National road121(Nichien momiji line),Keichou lodge
2.Information:Fujiwara town office(0288-76-1111)
3.Spa:Katakurinoyu(0288-21-8671)500yen
4.Best season: May to Nov
Apr6 Mountain worship route
6:35-7:35 From Keichou lodge(1290m),climb ski run and among larch woods to Benten pond.
7:40-8:30 climb to Keichouzan(1765m).
8:35-9:35 Down and up to peak.
9:50-12:05 Back to starting point.