グランパの日記Akihata's Diary [登山mountaineering]

         

越後・会津4座の山旅①

越後駒ケ岳、燧ケ岳、会津駒ケ岳、平ケ岳

1.2003年8月16~22日

2.単独行

3.自動車:高速料金¥11650 ガソリン76L¥9034

4.宿泊:尾瀬御池ロッジ・素泊まり¥7000 

     桧枝岐民宿あづま・1泊2食¥7000

     木賊温泉民宿みやさと荘・1泊2食¥6800

  その他:湯之谷温泉「ゆぴお」入浴料¥500 桧枝岐駒の湯入浴料¥500

8月16日(土):雨のち晴               

 11時、出発。関越自動車道に入るまでは時間がかかったが、対向車の渋滞を横に見ながら雨の中をすいすい走る。土曜日だが、天気が悪いせいか車は少ない。赤城SAでトイレタイム。長い関越トンネルを越えて新潟県に入ると晴れていた。正面の山はスキーが出来るが頂上は鋭角になっていた。

 13時30分、小出ICで降り、国道352号線を右折する。山間に入り、奥只見シルバーラインとの分岐点を右にとる。お祭りをしていた。

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 14時、湯之谷村交流センター「ユピオ」に駐車してピラミッド型の施設に入る。

DSC00008.JPGユピオ

 土曜日のせいか家族で来ている人が多い。温泉で汗を流した後、2階に行って休む。休憩室がレストランを兼ねていた。冷酒八海山を飲みながら深山定食を食べる。ロビーで野菜を売っていたので葱とトマト、それに土産用に缶入りケンチン汁と茸汁を買って車に入れる。これだけでは自炊に不足しているので、大湯温泉街に行き、コンビニストア「大黒屋」でペットボトルの水、バナナ、レモン、序に限定清酒「越後桜」を買う。向かいの松阪食堂に入ってラーメンを食べる。明日は近くの熊野神社でお神輿を担ぎ、夜は花火大会があると言う。遠く駒ヶ岳が見えた。

DSC00009.JPG越後駒ヶ岳

 17時15分、出発。山を登って行き、駒ヶ岳を右手に見ながら、30分で枝折峠に着く。

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奥にテント組がいてワイワイやっていた。ここにはトイレもあり、ドコモの携帯が使えたので、家に電話しておく。携帯ラジオは聞き取りにくいので、車のラジオをかけて天気予報を聞く。明日は悪化する。車内天井ライトをつけて明日の準備をしておく。後部座席にマットを敷き、シュラフを入れた袋を枕にして休む。 

                   越後駒ケ岳(2003m)

地図:国土地理院1:25000駒ヶ岳

   昭文社:山と高原地図⑮越後三山

8月17日(日):曇のち雨

 4時30分、月が出ていた。5時の天気予報では、前線が北上して雨になると言う。お湯を沸かし紅茶を飲み、パンとバナナを食べる。いざ出発しようとエンジンをかけて窓を閉めようとしたがエンジンがかからない。バッテリーを使い切ってしまっていた。

 6時前、群馬ナンバーの車が近くに駐車、登山の準備をしていた。事情を話し、コードを使って充電する。しかし幾らエンジンをふかしてもかからない。携帯電話でJAFに連絡をとって場所を告げる。群馬の人にお礼を言って別れる。ロードレース型の自転車で登ってきた兄さんに事情を話す。車を押したら下り坂だしエンジンかかるかもと言う。彼は一休みしてブレーキをチェックしてから戻っていく。

 7時25分、バスがやってきた。10分後、銀山平に向けて降りていく。

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 7時40分、JAF車がやって来た。太いコードを繋いでエンジンがかかる。バッテリーは殆どゼロに近かった。1時間近くエンジンをかけておいた方がいい。用紙に署名するだけでJAF会員は無料。長岡を6時30分に出発して来た。ありがたい。本を読んで時間をつぶし、50分経って一度エンジンをかけ直す。大丈夫だった。しかし、窓の一つは完全に閉まらなかった。雨も降り出したのでビニール袋を使いテープを張って雨が中に入らないようにしておく。

 8時40分、登山計画書を箱に入れて出発。観音像を過ぎたところでハイカーが降りてきた。小屋泊まりの人達だった。緩やかに登っていくと、前方に目指す駒ケ岳が雲間から見える。明神堂を通る時、一礼する。

DSC00015.JPG明神堂

 10時、道行山を通過。1時間後、小倉山(標高1378m)で駒の湯からのルートと合流。雨のせいか蛙が現れる。ヒメシャジンが下を向いて咲いていた。

DSC00014.JPGヒメシャジン

 ダケカンバの樹林の中をゆっくり登って行く。

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百草(モグサ)ノ池を過ぎてから岩場になる。鎖場を過ぎると駒の小屋に着く。13時だった。不要な物を置いて高山植物を見つけながら登っていく。イワイチョウが草の中から咲いていた。

DSC00020.JPGイワイチョウ

 13時20分、越後駒ケ岳登頂。祠があったような跡と標識が立っていた。越後三山の一つ平ヶ岳への標識もある。

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 雨の中、何も見えないので写真を撮って直ぐ降りる。小屋に戻り、レインウェアを脱いで管理人に挨拶して中に入る。前夜13人泊まっていたと言う。畳1畳に2人の間隔で39番まで書いてあった。カップラーメンにお湯を入れて食べる。

 14時30分、出発。ひたすら降りていく。ハクサンフウロが雨に濡れてしおれ、蛙がいた。

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 3時間で駐車場に戻る。雨はやんでいた。祈る気持ちでエンジンをかけて見ると、かかった。

 隣のミニバンからツルッパゲのオッサンがドアを開けて「窓開いとるぞ」。

事情を伝える。純関西人、街で会ったら敬遠してしまう風貌だが、山で会うと違う。小出から会津駒、燧と登り、今日平ヶ岳を登って来た。明日は天候次第で休養し、ここの山を登る。帰りに苗場山を登る予定。平ヶ岳は道がぬかるんで歩きにくかったと言う。

 17時50分、健闘を祈って別れる。しばらく走って窓の開閉操作をしたら閉まる。銀山平を過ぎ、奥只見湖を左手に走る。鷹ノ巣を通る頃はすっかり暗くなっていた。平ヶ岳登山口を確認しておく。道に沿って駐車場があった。

 小沢平を過ぎてから曲がりくねりながら登っていく。対向車がないので助かる。

 20時20分、尾瀬御池に着く。有料駐車場のゲートは閉まっていた。車を駐車する場所はロッジ宿泊者用しかない。雨も降り、夜なので ロッジに泊まることにする。素泊まり。部屋でガスが使えないと言うので、車内で湯を沸かして食べる。

 21時、チェックインを済ませ3階にあがり、階段の近くの部屋に行く。温泉は21時迄となっていたが、未だ入れると言うので、早速入る。一人のんびりと汗を流せた。未だ新しいので部屋もきれいだった。テレビを観てから寝る。

EchigoKomagatake(2003m) in Niigata pref.  100Famous mountains in Japan

1.AccessCar is better.Kanetsu expresswayKoideICnational road232,    pref.232,national road352,Shiori touge(pass)

2.InformationUonuma city commerce,tourist association(025-792-9754) 

3.SeasonmidMay to midOct

RecordsAug17

 8:40-10:00   climb from  Shiori touge(1065m) to Michiyukiyama(1298m).

10:05-11:00  down and climb to Ogurayama(1378m).

11:10-13:00  down and climb rock to Komanokoya lodge using chain.

13:00-13:20  walk to peak. Take meal at lodge.

14:30-17:30  back to starting point.


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