グランパの日記Akihata's Diary [登山mountaineering]

                      十勝岳(2077m

1.2002年8月9~10日

2.単独行

3.レンタカー2日¥13335 

4.高速料金:苫小牧東―札幌¥1550 札幌―深川¥2700 紅葉山―苫小牧東¥2700

  宿泊:白樺荘¥2550 ガソリン¥3925 走行距離530キロ

地図:国土地理院1:25000白金温泉、十勝岳

   昭文社:山と高原地図③大雪山・十勝岳

8月9日(金)

 13時、苫小牧のグランドニュー王子ホテルにチェックイン。シャワーを浴び、リュックに入れるものと、車に置いておくものに分けて出る。コンビニで食糧を調達してからマツダレンタカーに行く。既にファミリアが前に駐車してあった。最新ルートマップを借りる。

14時50分、出発。苫小牧東で高速道路に入る。ワイパーを作動させながら、時速110キロ平均で走る。

16時30分、砂川ハイウェイオアシスに立ち寄り、角煮ラーメンを食べる。深川ICで降りて国道12号線を走る。長いトンネルを2つ通ると旭川市内に入る。神楽で右折、国道273号線を走る。旭川空港の近くを過ぎ、一路、富良野に向う。美瑛町に入って白金温泉の標識で左折。コンビニはなくなる。一直線の道を過ぎ、温泉に着いて白樺荘を探す。四つ角で車を停め、酒屋でビールを買っておく。雨の中、国立大雪青年の家まで来てしまう。戻って白樺荘に着く。オートバイの前に駐車、中に入って手続きを済ませ、2階のイワウメ室に入る。8人部屋に3人。1人は西東京市から来たY青年。旭川空港から午後4時に着いている。明日、美瑛富士避難小屋に泊まり、オプタテシケ山を目指す。毎年、お盆の頃に休みを取って北海道に来ている。

明朝4時に起き、望岳台まで車で行くことにする。まず温泉に入る。熱かった。家族でやって来た人もいる。風呂から出て、炊事場に行き、ビールを飲みながらカレーライスを用意、テレビを観ながら食べる。食後、炊事場で洗っていたら、年配の女性も洗っていた。4日から雨続きでテントを諦め、ここで泊まっていた。ここでは大きな冷蔵庫が使えた。

20時50分、就寝。

8月10日(土)

4時過ぎ、マットや布団をたたみ、リュックを担いで、食堂でお粥を食べる。Y青年も昨日作っておいたものを食べ、お湯をポットに入れていた。一緒に行く。

4時50分、小雨の中を運転。15分で望岳台(標高925m)の駐車場に着く。レインウェアを着込み、スパッツを付ける。自然観察のルートもあったが駐車場の奥から歩いていく。広い道では並んで話しながら行く。泥流の後、様々な色の岩が残っていた。イワブクロの紫の花が咲いていた。一登りすると避難小屋が見えたが、直ぐ霞んでしまう。

6時15分、美瑛岳との分岐点でY青年と別れる。

DSC00036.JPG分岐点

避難小屋に入ってみると、2人の学生が居た。既に登り終えていた。関西から来ており、自転車にテントを付けて北海道を周っている。この後、羊蹄山に登って帰る。十勝岳へのルートはわかりやすかったと言う。

DSC00037.JPG十勝岳避難小屋

6時30分、出発。40分毎にビタミン粉末を溶かした水を飲んで行く。標識を探している内にグループが近づいてきた。先に行ってもらう。硫黄の臭いが右下から漂ってきた。

         夏十勝肺にしみいる硫黄臭

細くなった尾根を過ぎ、火山礫のゆるやかな登りの後、一気に登る。

8時25分、登頂。雨も止んでいた。グループは関西からで大雪、十勝、トムラウシとピストンで登っている。女性も頑張っていた。写真を撮り合う。

DSC00038.JPG十勝岳山頂

食事を取っていたら、駐車場で道を聞いた夫婦もやってきた。この後、美瑛岳を周って降りる。

9時、下山。他にも続々と登ってきた。ストックで左足をカバーしながら降りる。視界も良くなってきた。ひたすら足を運ぶ。高度1640mから礫地の斜面に植物が生えている。

DSC00040.JPGリンドウ

10時15分、避難小屋。レインウェアやスパッツを取り、袖をまくる。千葉からの年配夫婦が一休みしていた。奥さんはトイレを捜していたが、鍵がかかっていた。主人は百名山組で63終えていた。私と同じペース。しばらく情報交換する。残る道を一気に降りて行く。

DSC00041.JPGケルンのあるルート

途中、白人青年と日本人女性に会う。話す英語からしてアメリカ人、千葉で英語教師をしている。半袖姿、女性は何も持っていない。彼のバッグに長袖が入っているという。無謀だが「グッドラック」と言って別れる。足元にシラタマノキを見つける。クリーム色した釣鐘型の花が低木に咲いていた。

DSC00042.JPGシラタマノキ

1926年5月24日の大噴火で流れた泥流のことを想いながら、跡を歩く。

11時15分、望岳台駐車場に戻り、着替えてトイレに行っておく。

DSC00043.JPG望岳台レストハウスとレンタカー

今度は吹上温泉の方から上富良野に向う。ガスがかかっていてライトを点けて走る。十勝岳温泉への道に出て右折、一気に高度を下げていく。国道237号線を左折、富良野盆地を前の車について走る。平均60キロ。富良野から国道38号に合流、線路に沿って走る。芦別岳は見えなかった。山岳地帯で再び237号線を走る。小雨が続く。メロンとスイカの直売所が幾つか立っていた。「しむかっぷ」で福山方向にショートカットしようとしたら、通行止めの案内が出ていた。237号線に戻り日高峠を越えて行く。今度は274号線を右折する。トンネルの連続。

14時過ぎ、紅葉山で道東自動車道に入る。高速道といっても片道一車線が続き、所々で追い越し車線があった。平均100キロで突っ走る。30分後、道央自動車道に入る。車線も広がり、更にスピードを上げて走る。苫小牧東ICで降りて市内に向う。雨は続いていた。ガソリンを満タンにしてレンタカー事務所に戻る。

Tokachidake(2077m) in Hokkaido. 100Famous mountains in Japan

1.   Accesscar is better. Doou Expreeway FukagawaICnational road12,273,Dodo986,

           Bougakudai

2.   AccommodationShirakabasou(0166-94-3344)no meal 2550yen

3.   Information:Biei town(0166-92-1111)

4.   SeasonmidJun to Sep

RecordsAug10

5:10-6:15   climb from Bougakudai(930m) to Bieidake junction(1255m).

6:15-8:25   go to Tokachidake refuge lodge(1320m) and climb to peak.

9:00-10:15  down to Tokachidake refuge lodge.

10:25-11:15 down to Bougakudai.


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。