グランパの日記Akihata's Diary [登山mountaineering]

           愛鷹山(越前岳)、毛無山の山旅②

毛無山(1945m)

地図:国土地理院1:25000人穴

昭文社:山と高原地図31富士山

 5月26日(日)     

 4時、目覚ましが鳴る。洗面を済ませ、弁当をピックアップ。オバサンが冷えたヤクルトを冷蔵庫から出してきた。テルモスにお湯を入れてもらう。

 4時35分、出発。富士山がスッキリ見えた。朝霧高原を走り、グリーンパークを右折、麓に向う。車を停めて写真を撮っている人が一仕事終えていた。突き当たったところは作業場で駐車できるところがない。反対側に行ってみるとベンチとトイレがあった。脇に停め、ベンチで朝飯をとる。リュックを担いで行くと、牛糞肥料の山からの臭いに襲われる。畑で働いている人がいた。

 5時40分、案内板のある登山口を出発。

DSC00233.JPG登山口

 川堰を過ぎると一気に登っていく。左手に滝が見えていた。一度、Jのキジ打ちのため休む。ジグザグというより真っ直ぐに高度をあげて行く。三つ目の滝を過ぎて峠が近くに見えているのに、30mほど降りて沢を渡り、登り返す。枝や岩に捕まりながら登っていくと水の音が聞こえなくなった。代りに鳥の声が聴こえる。オレンジ色のツツジが咲いていた。

DSC00236.JPG

            囀りや急登続きし山路かな

 7時55分、地蔵峠。標高差600m登ったことになる。富士の頂上に小さな笠雲がついていた。一服して残り400m、県境尾根を登る。中年夫婦と追いつ抜かれつしながら行く。新緑の木々の間から富士を見、爽やかな風を受けながら登っていくので苦にならない。

DSC00240.JPG

   五月晴れ笠雲かぶる富士の峰

 

 三つ葉ツツジの薄桃色の花が満開だった。

DSC00241.JPG三つ葉ツツジ

 3人とも余り水分は取らずに歩く。途中、北岳・駒ケ岳展望の案内板が木にかかっていた。更に「北アルプス見える」とある。岩を登って眺める。残雪の南アルプスは良く見え、八ヶ岳の輪郭はわかったが、北アルプスまで見えなかった。

DSC00242.JPG

 分岐点を過ぎて15分、9時40分に頂上に達する。毛無山という山は全国に19あり、その中では最も高い。2組が食事をとっていた。富士の眺めは最高で、正面の大沢崩れは雪が残って白かった。静岡から来た人に4人一緒の写真を撮ってもらう。

DSC00243.JPG毛無山頂上

荷物を置いて、500m先の大見岳に行く。富士を眺めながら気持ち良く歩く。行者ニンニク採集のオッサン達と擦れ違う。大見岳には標識がなかった。高度計が1960mを示した所(1964m)から戻る。足元に花が咲いていた。

DSC00245.JPG

 10時半、下山。一気に降りる。日差しが上から照りつけて来る。幾人か登ってきた。環境調査のワッペンを腕に巻いた青年は静岡市から来ている。捕虫網を持っていた。その内、近畿ツーリストの団体20人に会う。先頭と最後に青年が居た。朝、新宿で集合。バスをチャーターして来ている。かなりの年配者もいて、時間がかかっている。1時間後、5分休んで降りて行く。

 12時半過ぎ、昼食。今度はヤキソバ。お湯を沸かして入れ3分待って食べる。単独行の女性が降りてきた。しばらく話していく。

 13時15分、出発。しばらくして不動の滝が現われる。落差100m、細長く二段構えの雄大な滝が新緑の中に見える。岩澤重夫が描く世界だった。

DSC00246.JPG不動の滝

 ベンチがあり、休める。後の祭りだが、ここで食事にすれば良かった。カメラをバッグの上に乗せて登っていく青年に会う。トレーニングだと言う。これだけ急峻な登りなら良い訓練になる。分岐点に戻り、川に沿って歩いて行く内、登山道を過ぎてしまう。Ⅰが先に車をピックアップしに行き、案内板の前で待つ。今日も冷えたビールにありつく。139号線に出て富士宮道路を走り、北山インターチェンジを降りる。無料だった。469号線に出て、日蓮宗大石寺が経営しているという「天母の湯」に向う。標識のあるところを左折、きれいな道を登っていく。大きなクリーニングビルの反対側、平屋に入る。昨日より小さいが温度43度の露天風呂に浸かる。駿河湾は良く見えなかった。

 16時過ぎ、一時間以内で湯から出る。469号線を走っていく途中、富士宮市内の方に行ってしまう。戻ってみたら鋭角になっていた。林道のような一車線になったり、迷いやすい。富士ICだと市内に入り、時間がかかるからと裾野ICにしたのだが。

DSC00247.JPG富士サファリパーク付近

 富士サファリパークを通り、無事、裾野ICから東名高速に入る。富士山の裾野を一周したことになる。ホッとしたせいか寝てしまう。足柄でトイレタイム。雷が鳴っていた。

          春雷の横に聴きつつ東名道

 大井松田まで順調に走ったが、所要時間「横浜90分、東京100分」の案内が出ていた。横浜と東京の間が10分ということは、横浜ICに集中していることになる。厚木までは渋滞していた。海老名SAには車が続々と入っていく。海老名を過ぎると空いてきた。横浜ICも何事もない。246号線から環状7号を走行。都立大学駅前に寄ってSが降りる。20時40分、大森駅前で降りて別れる。 

Kenashiyama(1945m) border of Yamanashi pref. and Shizuoka pref.

200Famous mountains in Japan

1.          Accesscar is better. Chuou expressway Kawaguchiko IC, national road 139,

       turn right at Greenpark gate, Reizan no ie

2.   Information:Shimobe town industry&tourist section(0566-36-0011)

3.   Season:  Apr to Nov

RecordsMay25

5:40-7:55   walk and climb to Jizou pass.

8:00-9:40   climb ridge to Maruyama(1880m) and gently climb to peak. check to Oomidake(1964m)and back. Good view of Mt.Fuji

10:30-11:30  down to Asagiri kougen junction and turn left to Fudou fall and take meal.

13:15-14:00 back to starting point.


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。