グランパの日記Akihata's Diary [登山mountaineering]
日本百名山完登の山旅②
茅ヶ岳(1703.5m)
地図:国土地理院1:25000茅ヶ岳、若神子
昭文社・山と高原地図26金峰山・甲武信
6月7日(火)
5時に起き、洗面を済ませ、車のボンネットに垂れ幕をのせ、完登の文字の横に水性マジックで「報告」と書いていたら、Yが起きて来る。お礼を言って出発。まずコンビニで食料を調達、車内でオニギリを食べる。国道141号に出て韮崎に向い、インターチェンジの方へ左折。昇仙峡ラインを登って行き、深田記念公園の駐車場に入る。丁度、ハイカーが出ようとしていた。木陰に駐車。
7時30分、出発。公園に行ってみる。「百の頂に百の喜びあり」と彫られた大きな黒御影石碑と、案内板に深田久弥の生涯と茅ヶ岳のことを紹介していた。ここで毎年4月の第三日曜日に深田祭を開催、記念式典や登山が行われる。
そのまま饅頭峠へ登り、峠道文化の森を歩いてしまう。蜘蛛の糸を払い、登り降りを繰り返して右手からの登山道に合流する。
8時15分、林道を突っ切り、少し登ったところで一息入れる。枝杖が並んでいた。ポツポツ降っていた雨もあがり、稜線を登っていく。山ツツジが生気を与えてくれる。大きな岩には遭遇するが、水場はなかった。左、千本桜の標識を過ぎ、おかしいなと思っている内に頂上に着いてしまう。
10時10分、先行していたハイカーに「女岩ありましたか」と聞くと「ナイ」と言う。序にここで垂れ幕を持ったところを写真に撮ってもらう。
世田谷から来た人で、若い時ワンゲルで登っていたのを再開していた。視界は悪い。赤と白の山ツツジが満開だった。
頂きに躑躅覆へる茅ヶ岳
お湯を沸かしてラーメンを食べていたら、次々とやって来る。梅雨入り前をねらっていた。四街道山楽会の6人は年配者だが、インターネット情報をコピーして持っていたり、リーダーらしき人の話は面白い。女岩の件を聞くと、別ルートにあった。頂上にも二手の道案内の標識が立っていた。
近くの温泉を聞いたら、国道141に沿って3キロ、道の駅の向いにあるニュールプルを勧められる。
11時25分、下山。20分後、深田久弥終焉の碑があった。昭和46年3月21日、脳出血で倒れた。享年68歳。冥福を祈り、完登の報告をする。
ここだけ木々を刈り取って視界が開けていた。蝉の合唱を聞きながら一気に降りていく。登ってくるハイカーも多い。
12時10分、女岩。大きな岩盤の中央から掬いとった水が飲めた。美味い。
赤松とカラマツ林の中を降りていく。林道になり、勾配も緩くなる。砂利道の林道を越え、登山口に出る。標識がきちっと立っていた。
13時、駐車場に戻り、10分後、出発。25分でニュールプルに着く。健康ランドになっていて、隣りにプールもあった。露天風呂、ジャグジー、サウナを楽しむ。世田谷の人もやって来た。風呂から出て2階の大部屋で話す。缶ビールを飲んだのでヒト寝入りする。
16時、お茶を飲んで出発。国道20号線を走ったが富士山は見えなかった。上野原まで国道を走り、中央高速に入って帰る。19時過ぎ、帰宅。
Kayagatake(1703.5m) in Yamanashi Pref. 200Famous mountains in Japan
1.Access:Car is better. Chuo expressway NirasakiIC→Pref.road410,27→Hagoromo
2.Information:Nirasaki city Shoukou kankou ka(0551-22-1111)
3.Season:Apr to Nov
Records:Apr10
07:30-10:10 Climb from gate(950m) to peak.
11:25-11:45 Down to monument of Fukada kyuya(author of Japan's 100 famous mountains) and report achievement of climbing 100.
11:55-12:10Down to Onna iwa(1300m), water spot.
12:10-13:00Back to starting point.