グランパの日記Akihata's Diary [登山mountaineering]

蒲生岳、会津朝日岳、浅草岳の山旅②

浅草岳(1586m)

1.地図:国土地理院1:25000只見、田子倉湖、守門岳

 

9月12日(月)晴                           

4時、起床。テルモスに湯を入れて出発。星が出ていた。30分後、登山口の広場に着く。浅草岳と書かれた大きな碑に座ってオニギリ弁当を食べる。今日は暑くなるので半ズボンにし、朝露に備えてスパッツを付ける。

5時40分、先頭に立って木道や鉄板道を通る。斜めになった板が濡れていて滑ってしまう。眼が覚め、足元に注意しながら歩く。片方に手すりのある橋を渡っていくとブナ林になり、ゆるやかに登っていく。幽ノ倉沢を通過。

6時20分、大久保沢。最後の水場。倒れた大木の枝が置かれていて水場に行きにくい。単独のハイカーがやって来て、そのまま行き過ぎる。川水を2ℓ入れ、沢を越えてからジグザグに登っていく。朝の登山は気持ちいい。風があり、景色の良いところで休んでいく。尾根に出ると山頂が遠くに見えている。沢向こうに「鬼が面山」が絶壁を連ねていた。段々と潅木が少なくなり、尾根もヤセてくる。剣ヶ峰を過ぎると、浅草岳が前面に見える。

003.JPG浅草岳

左手の沢から冷風が来る。沢には雪渓が残っていた。今年は雪が多かったせいだろうか。いろんな花が咲いていたが、今日もデジタルカメラは動かず撮れない。重右ヱ門岩を過ぎると、ロープを使う箇所が増える。振り向くと田子倉湖が広がっていた。

002.JPG田子倉湖

駐車した広場も見えた。残り200mの標識に励まされて登る。

10時、浅草岳登頂。360度見えた。長岡市や米山の先には日本海が見え、今まで登った山々や、2か月後に登る予定の御神楽岳、粟ケ岳がきれいに見えた。

006.JPG浅草岳山頂

テルモスのお湯を使って皆でコーヒーやお茶を飲み、15分で下山。早く降りるというリーダーの判断は正しく、日差しが強くなっていた。ロープを頼りに降りていく。青年が登って来た。木陰で一息入れながらNを待つ。

12時20分、Nは使い古されたロープが切れて私の方に倒れてくる。ズルズルとしゃがんで何とか停まった。そのまま動かないように言う。頭を打ち、右肘を擦りむいて血が滲んでいた。鳥打帽をとると、ぷっくりはれ上がっていた。救急袋から消毒ガーゼ、包帯、レスタミン軟膏を出して応急処理。しばらく黙想してもらい、はれ上がったところからの痛みがないことがわかり、立ち上がってもらう。

それまで離れていたが、2m間隔でゆっくりと降りていく。今まで雑談しながら降りていたが、黙って足元と枝に注意しながら進む。

13時25分、大久保沢で非常食を食べる。ブナ林の中は落ち着く。

14時30分、駐車場。Aが登山届の紙にロープの件を書く。

17時10分、赤城高原SAで休憩、山菜ソバを食べる。Ⅰが諸経費を計算して精算。所沢でトラックと乗用車の接触事故があり、渋滞に会う。

19時30分、練馬区役所の手前でAと一緒に降り、練馬駅で別れる。

Asakusadake(1585m) border of Niigata pref. and Fukushima pref.

300Famous mountains in Japan

1.AccessKanetsuexpresswayKoideICnational road252,gate   

2.InformationTadami town office(0241-82-5280)

3.SeasonJul to Oct

RecordsSep12

05:40-06:20Walk from gate(518m)to Ohkubosawa where we can supply water.

06:25-10:00Climb ridge, using rope to peak. You can see a lot of mountains and Japan sea.

10:15-13:25Down to Ohkubosawa and take meal.

13:40-14:30Back to starting point.


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