グランパの日記Akihata's Diary [登山mountaineering]

          山梨県2名山の旅①

                 金峰山、瑞牆山

1.2001年10月31日~11月1日

2.単独行

3.交通機関:自家用車 走行距離371キロ ガソリン¥3812

高速料金:首都高速\600+中央高速\2850(須玉)

4.宿泊:金峰山小屋1泊1食¥6000

  温泉:増富の湯¥700

           金峰山(2599m)

地図:国土地理院1:25000金峰山、瑞牆山

   昭文社:山と高原地図26金峰山・甲武信

10月31日(水)晴                         

 5時30分、出発。中央高速を突っ走る。サービスエリアに寄らず、須玉ICで降り、国道141号線を北上する。高速道路のガードを超えて右折、県道31号線から23号線を走っていく。ガソリンスタンドはあるがコンビニはなかった。比志村に入り、塩川ダムの手前に雑貨屋が開いていた。オニギリを作ってもらう。待つ間にトイレを使わしてもらう。店の前に並んでバスを待っていた人は、通院客だった。車は地元の軽自動車だけ僅かに動いていた。黒森で右折、村の細道を通ってから本谷釜瀬林道を走る。キャンプ場を通過、瑞牆山荘に着いたのは8時。高度は既に1510mあった。手前の駐車場に車を止めてオニギリを食べておく。金峰山小屋に携帯電話で連絡したが通じなかった。

 8時30分、出発。前方に大きな駐車場があった。山荘スタッフが犬を連れて散歩していたので、つられて林道の方を歩いてしまう。地図を確認、遠回りだが行けるとわかり、そのまま歩いていく。雲一つない青空の下、白樺やクヌギ、カラマツの林の中を歩くだけで気持ちいい。20分後、登山道に入り、中年夫婦の後をついていく。長袖シャツを脱いでから追い抜く。黄葉したミズナラ林の中を只管ジグザグに登っていく。富士見平小屋が見えてきたところで、脇に水場があり、寄っていく。

 9時15分、小屋に着く。人気はない。

DSC00063.JPG富士見平小屋

 休まずに右側の大日小屋への道を登っていく。小鳥の声しか聞こえない。身体が火照っても、冷気にあたると気持ちいい。飯森山を巻いて樹林の中を登っていく。金峰山小屋に泊まった4人組に会う。「見晴らし良く、小屋も空いていた。これから瑞牆山を登って帰る」という。同じルートだ。途中、左手に鷹見岩への道が通じていた。再びハイカーに会う。初老夫婦で、瑞牆山には寄らず、のんびり降りていくという。

 10時15分、大日小屋の上に出る。ここも人気がなかった。

DSC00064.JPG大日小屋

 霜が降りていたので日差しのある石に座って一服する。一部ロープを使って岩を登っていく。

DSC00065.JPG大日岩

        霜降りて大岩の下ひと滴

大日岩の脇の稜線は、広々としてベンチも用意されていた。樹林の中を少しずつ登っていく。メジロが道に居座っていた。こちらの動きに気づいて近くの枝に飛び、消えていく。「砂払いの頭」に立つ。近くの瑞牆山が低いので、単なる岩山でしか見えない。隣に小川山という丹精な山が高く連なっている。瑞牆は、百名山にしては味気なかった。奥に八ヶ岳、左手に南アルプスが良く見えた。

DSC00066.JPG左、八ヶ岳、右、瑞牆山

富士山は三千メートル以上迄雪が積もっていた。

DSC00068.JPG富士山

更に稜線を登っていく。岩場を越えていくと、「千代の吹上」という絶壁に出る。前方に屹立した岩が見えた。金峰山だ。左手のハイマツ帯に金峰山小屋の屋根が見えていた。窪地に陣取って昼食にする。お湯を沸かし、しめじを入れたラーメンを食べる。烏が頭上を飛び、岩に止まって睥睨していた。食後、分岐点を左折して小屋に向う。

13時30分、金峰山小屋。小屋番の青年は2階にいて作業中だった。宿泊の挨拶をしてからリュックを置いて金峰山に登っておく。

DSC00075.JPG

岩山を20分で登頂。

DSC00070.JPG瑞牆山山頂

ここも烏が舞っていて糞を落としていた。大弛峠の方から女性ハイカーが登ってきたので写真を撮りあう。静岡に住んでいて、年齢は66歳、とても見えない。4年前から百名山を登っている。それまではスキー専門だった。世田谷から母と息子、母の友人の3人組がやってきた。彼等も同じルートだった。

五丈岩に行ってみる。地図には北面から登れると書いてあったが、風もあり、一人だったので途中で断念する。

DSC00076.JPG五丈岩の一部

南側の日当たりの良い岩下で富士と対峙する。手前の低山の先は霞んでいて空と同じ色になっている。その上にコンモリした雲が浮かんでいて、更に、その上から富士が浮かんでいた。

DSC00071.JPG

     霊峰や秋の雲海従がへり

 山肌が午後3時の日光に照らされて蟹の甲羅のように見えてきた。頂上の両端が高い分が目玉に似ていて、こちらを見ている。風が冷たくなってきたので、ノートと俳句の本をしまい、花崗岩の上を慎重に降りていく。斜面一面に岩塊が広がっていた。明日登る瑞牆山と来年登る八ヶ岳を再確認する。

DSC00079.JPG

 小屋に戻り、炬燵に入って手続きをする。2階の8番に荷物を運ぶ。布団が新しい。就寝前の仕度をし、一休みしてから階下に降りて炬燵に入る。4人、既に入っていた。3人は東京から遠回りして川端下から登ってきた。山談義を聞いた後、苗場山情報を聞く。11月半ばになれば、雪が積もりだし、道も深いので、今年はやめることにする。外に出て夕焼けを眺める。

DSC00080.JPG

 18時、合計10名が肩を寄せ合ってカレーライスを食べる。静岡と世田谷の人と食べる。女性がゆっくり食べている間、お代わりして食べた。食後、トイレに行ってから休む。しかし、22時には起きてしまい、それからはウトウトしていた。高度2400mを越えているせいか寝苦しかった。  

Kinpusan(2599m) border of Yamanashi pref. and Nagano pref. 

100Famous mountains in Japan

1.   Accesscar is better. Chuo expressway SudamaICnational road141,pref.31,23

          Mizugaki lodge

2.   AccommodationKinpusan lodge(0267-99-2030)one night& dinner 6000yen

3.   Information:Hokuto city office(0551-42-1111)

4.   SeasonMay to Oct

RecordsOct31

8:30-9:15   Climb from Mizugaki lodge(1520m) to Fujimidaira lodge(1813m).

9:15-10:15  Climb to Dainichi lodge.

10:20-11:05 Walk ridge.

11:05-13:30 Climb and take lunch and to Kinpusan lodge(2420m).

13:35-13:55 Climb to peak.You can see Mt.Fuji well.

14:30-14:45 Back to lodge and stay.


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