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グランパのwalking

市川散策・大町駅から大野駅へ

 

  1. 2017年11月23日 午前中・小雨、午後・曇のち晴 

  2. 同行者・K

  3. 交通機関 山手線:駒込駅→日暮里駅 京成電鉄:日暮里駅→青砥駅

     北総線:青砥駅→大町駅

     武蔵野線:市川大野駅→西船橋駅 総武線:西船橋駅→秋葉原駅

     山手線:秋葉原駅→駒込駅

行程:大町自然公園(鑑賞植物園、もみじ山)、駒形大神社、礼林寺、法蓮寺、浄光寺、大野城跡(第五中学)、万葉植物園

 

 出発前、同行するKに電話すると風呂に入っていた。

 9時40分、家を出て近くのコンビニに寄ってオニギリを温めてもらって買う。店員はネパール人だったのでダンネバード(ありがとう)、ナマステ(さようなら)と言って別れる。山手線で日暮里駅から京成電鉄の改札口に行く。スカイライナーで成田空港から着いた外人達がどっと向かって来る。やって来た特急に乗ると、英語・中国語・韓国語でも放送していた。次の停車駅青砥で降りて各駅電車の印旛日本医大行きを待つ。電車到着時間の標示には英語でも案内している。

DSC00186.JPG青砥駅ホーム

10時15分、乗車。次の高砂で4分停車する。乗ってから面白かったのは駅名。山がないのに秋山。松戸飛行場の滑走路があった松飛台の名前がある。予定より25分前に大町駅に着いてしまい、ベンチに座って俳句の本「名人×名句×名評」を読んで時間をつぶす。改札口の近くにあるパンフ「ほくそう×里山のチカラ」には、これから行くコースも案内していた。

11時、Kが現れる。朝風呂に入ったせいか風邪気味で、近くのコンビニに寄ってマスクとティッシューを買う。小雨の中、信号のある所で左折。右手には梨園があった。千葉県は全国一、中でも市川や松戸は特産地と言う。

DSC00190.JPG梨園

30分後、大町自然公園に入る。長田谷津と呼ばれる谷間へ階段で降りて行くと、森林の中に入る。

DSC00192.JPG長田谷津

谷に出ると、奥に休憩小屋や竹林が見えた。左手に「ありのみコース」の案内があり、行ってみると雨のせいか閉まっていた。戻って整備された歩道を歩く。尾瀬ヶ原より幅広で人が交差できるが、天気のせいで誰も来ない。一部、すっかり紅葉していた。

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湧き水が小川になったところでは、夏になればヘイケボタルが見られるという。新たに観察路を作っていた。川にはクチボソやホトケドジョウなどが生息している。

12時、観賞植物園の温室に無料で入る。サボテン温室では、まずメキシコ産のダシリリオンを始めて見る。灌木に葉を1mほど四方に伸ばしていた。夏になると花茎を4m以上高く伸ばして小さな黄褐色の花をつける。

DSC00202.JPGダシリリオン

近くに自生地が限られているメキシコ産の「金鯱(しゃち)」が幾つかある。

DSC00203.JPG金鯱

南アフリカ産の「雪波」はアロエ風で小さな白い花を咲かせていた。

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熱帯植物の大温室に入る。大きなアボカドや実をつけたコーヒーの木、タイでは、そこじゅうにあるプルメリアが咲いていた。ボルネオに多いネペンテス・ウツボカズラを見つける。食虫植物で蟻などの虫を中に落として消化液で溶かしてしまう。ツボは葉の先が変化して出来る。

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    コーヒーの木     ネペンテス・ウツボカズラ

ブラジル産でパイナップル(アナナス)科のエクメア・ファッシアータの花を観賞する。

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マダガスカルの近くにあるマスカリン諸島の椰子に、形から「トックリヤシ」と命名していた。バナナ科の「旅人の木」は、温室の屋根に届くような高さでマダガスカル産だった。葉鞘に溜まった水を旅人が飲んで渇きを癒したことに由来している。2階は生き物コーナーで、周辺の川や池の魚を水槽に入れて展示していた。

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    トックリヤシ         旅人の木

 ホールに戻り、休憩室で持ってきた物を食べ、ポットのお湯を使ってKにコーヒーをサービス。彼からピクニック用菓子セットをもらう。

 13時半、ホールでは明日催行の盆栽展の準備をしていた。中には実をたくさん付けた柿の木を活けていた。

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外は予報通り晴れ渡り、紫式部が咲いていた。

DSC00287.JPG観賞植物園入口                    

 池の脇を通って「もみじ山」に行く。ここも階段があり、人にも会う。登り終えて行くと長細い竹棒を持ったオジサンが来る。事情を聞くと、紅葉の葉に絡んだ杉の葉を落とすためだった。土日、観光客が景観を楽しめるようにしていた。モミジの一部はすっかり赤色になっている。

DSC00220.JPGもみじ山

降りて行くと、空は晴れ上がっていた。時間の都合で動植物園は素通りする。

DSC00221.JPG動植物園

歩きながら近在の人に行き先を確認して駒形大神社の裏に出る。馬頭観音があり、奥に忠魂碑が立っていた。

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       馬頭観音

拝殿は1921年に造営、2015年に改装している。拝殿では土木関係の会社だろうか20人位の人が宮司のお祓いを受け、代表3人が供え物を神殿に奉じていた。

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 ここの御霊神社は、桓武天皇の末裔にして豪傑の鎌倉景政の御霊を祀っている。

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神輿庫には神輿が納められていた。参道の石段を降りて行く。道の向かいの工場では餅つきが終わったところで、少女はお餅を食べ終わっていた。大野町四丁目の中を歩いて、27分後、礼林寺の境内に入る。本堂の他、観音像が立っていた。

DSC00233.JPG礼林寺

 15時前、カートを押して歩いている婆さまに尋ねたりした20分後、四丁目の法蓮寺に出る。

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第五中学校を探す。丁度やって来た生徒達に聞くと、スマホで見つけてくれる。柏中学のサッカー部員だった。しかしそこは一度通った第五中学の運動場だった。Kが持って来た二万五千分の一地図のコピーでは道路も不明、会う人に聞いても地元を知らない人が多い。その内、法蓮寺に出る。1277年、日蓮が開山。江戸時代に住職が平将門の夢を見たことで合祀、駒形大明神としている。         

一度、教えてくれていた第五中学の校舎が見えていたので向かう。

運よく生協のスタッフがお客に対応していた。その後、質問すると、浄光寺への道を具体的、正確に教えてくれる。教わった通りに歩くと大野山浄光寺に出る。ここも日蓮宗の寺院だった。

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       浄光寺山門                 本堂

第五中学に向かう。学校は旗日なので深閑としていた。記念碑を探したが、校庭の奥の茂みに何も書かれていない石碑があっただけだった。事務室だろうか、電気が点いているので行って入口に入る。そこへ事務員だろうかやって来た。事情を言うと裏口に案内板があると言う。行ってみると裏門の脇に立っていた。1981年10月に市川市教育委員会が説明している。

「この台地は城山と呼ばれ、大手門、領主館、米倉、馬場、外堀といった中世を偲ばせる地名が残されている。伝承では関東を征服すべく天慶の乱を起こした平将門が下総国の西南部を鎮圧するために築城したという。しかし、1969年及び10年後、この地域を発掘調査した結果では将門伝説と結びつけることは無理で、中世戦国時代に相当する城跡かと言われている」

裏道から県道9号に出ると丁度、万葉植物園の表示があり、まっすぐ道を越えて進み、陸橋を過ぎて道なりに行くと入口に出た。

15時40分、閉園まで20分。係員のオバサン達に挨拶して、専ら万葉集の歌と合わせて植物を撮る。

DSC00274.JPG万葉植物園内

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花を咲かせている植物もなく一気に終える。ここには約155種類の草木が栽培されていた。入口に戻る。

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近くの大野駅まで階段を降りて行く。ホームに出ると、ほどなく電車がやって来た。武蔵野線に乗って二つ目の西船橋駅で降りて構内にある「SoupStockTokyo」に入って地ビールを飲み、ピクニック用ビスケットを摘まみながら、今日を振り返る。計画した行程を消化、いろんな光景や人に出会えたことに満足する。市川市に感謝して、来年の春に別の所を散策することになった。江戸川を渡り、小岩駅で別れ、秋葉原で山手線に乗り換えて帰る。

 

後日、日本古典文学大系「万葉集」(全4巻)に収録されている高橋虫麻呂による(市川)真間の歌を確かめる。葛飾でなく勝鹿と書き、手児奈(テゴナ)は真間あたりにいた少女の名前であった。山部赤人は葛飾と書いて詠っている。他、詠み人知らずだが真間を詠っていて当時から中央に知られていたことがわかる。

勝鹿の真間の井を見れば立ち平(ナラ)し水汲ましけむ手児奈し思ほゆ(巻9-1808) 

葛飾の真間に入江にうちなびく玉藻刈りけむ手児奈し思ほゆ 山部赤人(巻3-433)

葛飾の真間の真間の手児奈をまことかもわれに寄とふ真間の手児奈を(巻14-3384) 

葛飾の真間の手児奈がありしかば真間の磯辺(オスヒ)に波もとどろに(巻14-3385)

鳰鳥(ニホドリ)の葛飾早稲(ワセ)を饗(ニヘ)すともその愛(カナ)しきを外(ト)に立てめやも                                                            (巻14-3386)

足(ア)の音せず行かむ駒もが葛飾の真間の継橋(ツギハシ)やまず通はむ(巻14-3387)

                               完

 

 

 


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コメント 1

T.K

流石です。
簡潔にまとめられており、楽しく読ませていただきました。
このコース歩いてみたいと思います。
なお、冒頭の「鑑賞」植物園は「観賞」植物園と思いますが、
また、最後に「未完」とありますが?
by T.K (2017-12-05 00:25) 

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