グランパの日記Akihata's diary [登山mountaineering]

                                      野伏ヶ岳(1624m)
1.2010年4月6~7日
2.地図:国土地理院1:25000石徹臼、下山、二ノ峰、願教寺山
3.宿泊:民宿「おしたに」1泊2食¥6000
4.高速:東京用賀―白鳥¥8450

4月6日(火)晴
8時45分、Iの車に乗る。東名高速は通常料金でもトラックが中心。裾野付近では桜並木が満開だった。
11時30分、富士川SAで食べ、運転交代。浜名湖SAでガソリンを満タン。豊田ジャンクションから東海環状自動車道に入って北上。瀬戸、多治見を通過したが、殆どが丘陵でトンネルが続く。
14時35分、美濃加茂オアシスで運転交代。近くに日本昭和村があり、名誉村長に中村玉緒がなっていた。美濃関ジャンクションから東海北陸自動車道。長良川に沿って短いトンネルを幾度も通る。白鳥ICで降りて国道156を北上、更にスキー場やリゾート地まで上がって下り、石(い)徹(と)白(しろ)地区に入る。
16時25分、登山口を確認しに行く。白山中居神社の前から下りて石徹白川にかかる橋を渡り、両脇に残雪のある林道を上がる。堰堤工事の先に行き、橋を渡らずに更に行ってみると駐車スペースがあった。明日は、ここに駐車して山に向かうことにする。民宿は、わかりにくくうろうろしていたら、女将さんがやって来て案内。ギリギリの道幅を通る。2階の一番眺めの良い部屋に案内される。他に客はいなかった。家庭用の風呂に入ってから夕食。ビールを飲みながら、地鶏入り料理を温め、山菜やアマゴの甘露煮などを食べる。テレビの天気予報では明日、午後から晴れる。食後、主人の鴛谷(おしたに)卓蔵さんから野伏ガ岳登山を案内していただく。
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ダイレクト尾根の登り口はブナの大木が目印という。主人は75歳、白山室堂の山小屋の料理人だった。昭和55年8月22日、浩宮殿下が室堂に見えた時の写真が、その時の歌と一緒に長押に飾っていた。
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鴛谷家は1400年の伝統があり、集落には同姓が多いと言う。明日が早いので、仕度をしてから寝る。


4月7日(水)曇
3時まで雨が降っていた。
4時50分、起床。寝具をたたみ、洗面。排便はどうにか済ませた。オニギリを食べ、夫婦に見送られて出る。
6時15分、車を誘導されながら、狭道を通過。石徹白川には既に釣り師が2人、別々のところに立っていた。20分後、駐車。アイゼンを装着して歩き出す。
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7時、橋を渡り、雪が積もった林道を歩く。途中、路面が出ているところが2、3ヶ所あったが、ジグザグに登っていくと積雪がたっぷりある。林道の先を見ながらショートカットを2回やる。
8時5分、小憩。シャツを脱ぐ。オッサンがやって来た。名古屋から夫婦で来たが、トイレに行っている間に先に行かれて、はぐれていた。杉林の中をジグザグ登って行く内に右手が開け、稜線を真っ直ぐに登る。
8時55分、和田山牧場跡の拓牧碑に出る。和田山平の先に野伏ヶ岳の裾野半分が見えた。
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連れ合いが林道から現われ、思わず拍手。2人は既に野伏ヶ岳を登っていて、今回は橋立峠から小白山北峰に行く。途中まで一緒なので後について行く。大黒山を巻いて行くと、稜線の端の方に昨晩教わったブナの大木が見えた。
DSC03895.jpg中央、ブナの大木
9時50分、ブナの下で休み、カンジキを装着してダイレクト尾根を登る。3日前の日曜日に通った足跡があった。段々と急斜面になり、ガスの中に入っていく。笹が出ているところは、笹をつかんで登る。ピッケルが必要だった。何とか北東尾根に辿りつき、雪屁を除けて進む。粉雪が足跡に薄く積もっていた。
12時10分、ホワイトアウトの中、降りていくので戻り、写真を撮りあったが、標識もなく証拠にならなかった。
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              雪踏みて来し頂に視界なく

西風があるので、北東尾根の方へ少し降りて雪が張り付いた枝の下に携帯マットを敷いて食べる。食後、Ⅰが北東ルートを行ってみたいと言うので、3分ほど降りてみたが、視界がない上、テープも見つからないので元に戻る。
12時55分、ダイレクト尾根へのルートに戻り、尻で滑って一気に降りていく。20分後、視界が良くなった。
DSC03900.JPG

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14時、ブナの大木に戻ってカンジキを脱ぐ。45分後、杉林の端で一本立てる。
15時50分、車に戻って全部着替える。

Noyoridake (1624m)in Gifu Pref. 300Famous mountain in Japan
1. Access:car and Japanese companion are essencial.
Tokyo-ShiratoriIC TomeiHighway→Tokai Circle Highway→Tokai Hokuriku Highway
2. Accomodation:Private home‘ositani’ one night two meals 6000yen
3. Best season: between end of Mar and middle of Apr
Apr6
08:45-16:25 drive to Itosiro
17:15ー    stay 'isitani'house. after dinner,owner took lecture of route.
Apr7
04:50      wake up and take onigiri.
06:35      car parked and wear crampons on shoes.
07:00-08:55cross bridge and walk snowed logging road and climb until monument.
09:00-09:50 walk to beech big tree.
10:05-12:10 wear kanjiki(snow shoes) and climb direct ridge to peak where is no sign.
12:15-12:45 take lunch under zero visibility.
12:55-14:00 beech big tree and take off kanjiki.
14:10-15:50 down to car.


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