グランパの日記Akihata's Diary [登山mountaineering]

宝珠山、御神楽岳の山旅

1.2005年11月10日~12日

2.同行者:Kゼミ生2人

3.交通:I車 1人¥28000

4.宿泊:みかぐら荘・1泊2食¥7080 

5.温泉:金割鉱泉・1泊2食¥8500 温泉:単純硫黄泉

     望郷の湯2時間¥500 アルカリ性単純温泉

                      宝珠山(559m)

地図:国土地理院1:25000出湯、馬下

 

11月10日(木)晴                           

 王子駅で降りて待ち合わせ場所に行く。Tは地下鉄南北線でやって来た。知的体育会と言われたゼミで一緒の3人が集まった。

 5時30分、出発。首都高速から東北自動車道に入り、上河内SAで休憩。郡山から磐越自動車道に入り、磐梯山SAでトイレに行く。途中、龍ヶ嶽トンネル内工事のため15分待たされる。

 9時45分、三川ICで降りて国道49号を走り、赤松山森林公園に向かう。案内板を確認しながら公園に出た。案内図の手前に駐車。

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 10時30分、先頭に立って公園内の山伏の道を歩く。標識に従って右へ登っていくと送電鉄塔の下に出る。再び雑木林の中に入り、ゆっくり登る。途中、林道工事で、えぐられてしまい、急ごしらえの道を降りて、林道を越えて登り返して登山道に戻る。鹿の尿の臭いがする。城山を越え、赤松が生えている赤松山で一息入れて登る。枯れ松葉が道に敷き詰められていた。左手にクルマユリ保護のロープがはられている。何回か昇り降りしていくとヤセ尾根もある。ヤタガラ山を過ぎると宝珠山が見えた。

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一度降りて、鎖やロープを使って登る。

DSC01673.JPG手前、頂上。

 12時25分、宝珠山登頂。鐘や地蔵があった。

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 岩場の中で湯を沸かしてラーメンを食べる。新潟から草水口ルートで登って来た女性が現れる。今年、5回目の登山だった。

 ここからは阿賀野川と新潟市街、角田山と弥彦山、日本海、そして佐渡島らしき島影が見えた。東側には大蛇山、菱ガ岳、五頭山が連なっていた。高度は低い山だが、景観といい、変化のあるルートといい、足ならしに丁度良い。1時間弱経って下山。

DSC01672.JPG頂上からの眺め

 14時25分、赤松城山で一休み。この山城は中世に築城、標高335mの城山を主郭に、北の「城ノ平」「トガリ山」と前衛部の「牛首山」「立石山」「手代山」で構成されている。案内板の庇に赤トンボが列をなして日向ぼっこしていた。

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 林道を越え、鉄塔からは牛首山に向かって真っ直ぐに降りて野武士坂を歩いて戻る。

 15時15分、森林公園を出発。国道49号に出て、道の駅「阿賀の里」に寄ってTが地酒「大麒麟」を買う。ここにはレストランや魚市場、舟下り乗り場があった。阿賀野川に沿った国道から津川トンネルを越え、天満で右折して県道227号を走行、常浪川を遡っていく。矢田蟹で左に折れていく。前方に御神楽山が見えてきた。

                       御神楽の里より仰ぐ雪斑

16時45分、みかぐら荘に着く。2階の十畳部屋に案内され、早速、浴衣に着替えて風呂に入る。身体と下着を洗い、内湯と露天風呂に入る。

18時、別室に行き、ビールで乾杯した後、テンプラや岩魚の塩焼きなどを食べる。

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食後、部屋で酒を飲む。明日の天気は午前中までもつという。

21時、消灯。

                                               御神楽岳(1387m)

地図:国土地理院1:25000御神楽岳

11月11日(金)晴                          

4時、起きて味噌汁を飲んでから出る。星が少し見えた。

4時50分、出発。県道に戻って室谷ルート登山口まで向かう。暗闇の中、時速30キロで進み、標識を確認して左折、川を渡って林道を走る。登山口の手前、数台置けるスペースに車を停める。

5時50分、高度316mからヘッドランプを付けて歩き出す。道は整備されていた。沢を渡り、ロープを使って道に出る。35分過ぎ、明るくなったところでオニギリを食べる。ブナ林の中、枯葉を踏みしめ、左手脇の滝のような川の音を聞きながら徐々に高度をあげていく。

DSC01679.JPGDSC01680.JPG

ブナの木は雪の重みで捩れてから上に伸びていた。富山に駐在していたTは「この曲がった部分は丈夫なので家の梁に使われる」と言う。

最後の水場は休憩所になっていた。ポットに水を補給して登る。高度千メートル過ぎて2日前に降った新雪の残りが見えはじめる。ところどころに案内板が置いてある。

8時35分、大森に着く。

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麓は雲海に隠れ、飯豊連峰が見えた。座ると濡れるので、休まずに登る。笹の間を登る内に積雪の上を登る。段々と深くなり、その上に鹿の足跡がついていた。

                       雪面の(けもの)足跡真新し

尾根伝いに石楠花の脇を通っていく。下から吹きあげる風も出ていた。頂上が見えたが左に巻く。雪上には蚊や2センチ位のゲジゲジ虫が動いていた。雨乞峰に向う。

DSC01688.JPG雨乞峰

9時50分、雨乞峰に出る。遠く飯豊連峰が見え、近く水晶尾根が切れ落ちていた。

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            遠方、飯豊連峰、右、湯沢の頭

先頭で積雪30センチを通ったので一休みさせてもらう。目指す山は近い。

DSC01683.JPG御神楽岳

雨乞池まで降りて登り返せば頂上に出る。

10時20分、登頂。立派な石の標識が立っていた。

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絶景。既に登った浅草岳、守門岳は斑に雪を被っていた。明日登る粟ヶ岳も見えた。いずれも名山に相応しい。

DSC01686.JPG左から守門岳、米山、矢筈、粟ヶ岳

25分後、下山。今度は踏み跡を歩くので楽だった。1時間後、大森で一息入れる。途中、Tは足を滑らせて転倒したが、大事に至らなかった。

12時20分、水場で焼きソバを食べる。泥まみれになった靴も洗っておく。45分後、出発。足元に注意しながら降りる。蛙やコオロギ、髭の長い昆虫がいた。枯れ木の風景から紅葉、黄葉の風景に変わり、枯葉の絨緞を踏みしめながら降りていく。

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14時50分、登山口に戻る。結局、誰にも会わなかった。

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ビールで乾杯。25分後、出発。岸壁に沿って走る。川に出る前、工事中のため通行止めになり、先でトラックが土砂を落していた。丁度、トラックが帰っていくので後を追って県道に出る。

国道49号から290号に入るが、何度も角を曲がり国道らしくない。磐越西線には2両が走っていた。村松町の街はアーケードが続いていて雪の街らしい。

17時、金割鉱泉。今晩の泊まりは我々だけだった。八畳二間を使う。早速、風呂に入る。3人で一杯になる広さだった。

18時、別室に用意された料理を食べる。鯉の刺身など昨日より量が多かった。五泉から嫁に来た女将や若主人の対応も気持ち良かった。明日の天気は70%雨。

食後、酒を飲みながら話していると、いつの間にか午前零時になってしまった。

11月12日(土)雨

 4時、雨が降っている。朝食を部屋で済まし、取りあえず粟ヶ岳登山口に行って、そこで登るか否か判断する。国道290号から県道244号を走行。

 5時50分、山麓県民休養地。雨はやまない。6時に諦め、温泉に入って帰ることにする。国道290号に戻り、三条ICから関越自動車道に入る。途中、災害復旧工事のため片道1車線が続く。清水トンネルを通過、沼田ICから国道120号に出て道の駅「白沢」にある「望郷の湯」に行く。微かに虹が見えた。

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9時25分についたが、開館は10時。情報センターと書いたガラス張りの部屋でコーヒーを飲みながら待つ。隣りの直売所には、軽自動車で運んで来た野菜を裏口から仕入れていた。

 10時、ドアが開き、菊の花が匂う中、入っていく。ジャグジー風呂に入り、腰や足裏に吹き出て来る湯をあてる。外にも洗い場があり、身体を洗い、大きな露天風呂で赤城山を眺める。

DSC01695.JPG赤城山

 11時、出発。1時間後、高坂SAで弁当を食べ、精算。

 12時45分、出発。外環道から首都高速5号線、6号線を走り、向島ICで降りる。土曜日のせいか順調に走り、途中、地下鉄駅前でTと別れ、北砂町の寿康会病院に行く。前回の登山で骨折入院しているYを見舞う。4階の奥にある2人1部屋に居たYは、やや痩せていた。先日、抜歯が終わっていたが、むくんでいた。中にチタンが入っていて来年に除かれる。好きな酒も飲めないのが残念のようだ。

 14時50分、辞去。近くの砂町銀座は人でごったがえしていた。亀戸駅前でⅠと別れて家に帰る。

 

Kaguradake(1771m) border of Fukushima pref. and Niigata pref.

                         200Famous mountains in Japan

1.AccessBanetsu expressway TsugawaICnational road49,pref.227,logging road

      at Muroyaohhashi

2.AccommodationMikaguraso(02549-5-2121)one night two meals7080yen~

3.InformationKamikawa village industry section(02549-5-2211)

4.SeasonJun to Oct

RecordsJun24

05:50-08:35 Take Muroya route and climb to Ohmori.

08:40-09:50 Climb to Amagoimine.

09:55-10:20 Down and up to peak.

10:45-12:20 Down and take meal.

13:05-14:50 Back to starting point.


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