グランパの日記Akihata's Diary [登山mountaineering]

            由布岳(1583m)

1.2003年12月18~19日

2.地図:国土地理院1:25000別府西部

     昭文社・山と高原地図56阿蘇・九重

3.レンタカー¥7350 ガソリン26L2641 270キロ

4.高速代:大宰府―湯布院¥2800 日田―筑紫野¥1450

  露天風呂¥400 ソバ会席¥1500

12月18日(木)晴

19時、福岡のレンタカー閉店前に出発。榎田で右折、半道で都市高速に入る。鳥栖の分岐点を過ぎ、40分後、山田SAに駐車、夕食をとっておく。夜空には星が出ていた。

 20時15分、大分自動車道に入る。途中から片道一車線になる。湯布院ICで降り、国道216号を走る。右手に湯布院の夜景を見ながら登っていく。

 21時10分、峠にさしかかったところに登山口の案内があった。右手の駐車場に車を停める。ビールを飲んでからトイレに行く。近くに車が停まっていた。水タンクがあり、蛇口を捻ると水が出てきた。ライトのせいか下界の方が薄明かるい。車に戻ると、駐車していた別の車が消えていた。峠を走る車のライトが尽きない。明日のルートを頭に叩き込んでから寝袋に入って寝る。

12月19日(金)

 5時過ぎ、窓から覗くと雪が積もっている。ラジオで天気予報を聴くと、この冬一番のシベリア高気圧が張り出し、海は荒れ、九州北部は雪になるという。行けるところまで行くことにする。コーヒーを飲み、カレーパンを食べる。レインウェアにスパッツ、手袋、軽アイゼンを付け、防寒帽を被って出る。

6時、ヘッドランプを付けストックを使いながら雪道を歩く。幾つかの道があったが、同じ方向に向かっていた。樹林帯に入る手前まで牧場のようで柵が出来ていて、ロープがはってあった。潜って通る。木枯らしが林の中を突き抜ける。雪の上の枯葉が蟹のように動いていた。木と木が軋む音がする。道を見失うことなく登っていく。雪が湿っているせいかアイゼンに雪が溜まる。

6時30分、広場に出る。合野越。湯布院からの道と合流していた。市街のライトが未だ点いている。やまなみハイウェイでは車がゆっくり動いていた。

DSC00268.JPG湯布院

ジグザグ道を登って行く。曲がる間隔が長く、ゆっくり高度を上げる。霧氷が枝に張り付いていた。雲が切れ、東に陽が見えたが、直ぐ隠れてしまう。

DSC00269.JPG

雪道に動物の足跡が残っている。前足が横に、後ろ足が縦に凹んでいた。鹿だろう。

DSC00270.JPG

ジグザグ幅が狭くなり高度を上げていく。雲が払われ、頭上に2つの峰が見えてきた。岩に取り付き、階段状の道を登る。

7時50分、鞍部のマタギに着き、一息入れる。リュックを岩下に置き、西峰に向かう。

DSC00271.JPGマタギ

鎖を使うと、手袋では滑りやすかった。一度、道をはずれてしまい、諦めようとした。左にずれて行くと道に戻る。鎖を頼りに横に進んで、ひと登りすると頂上だった。

DSC00272.JPG

8時20分、標識の前に立つ。雪で読めなかったが掃って写真を撮り、直ぐ戻る。

DSC00273.JPG

マタギに帰ると、リュックは雪にまみれていた。ストックを2本使って降りていく。巣箱が木にかかっていた。

DSC00274.JPG

往きの足跡にも雪が積もっている。走るように降りていく。

DSC00275.JPG

原っぱに出ると横殴りに雪が降っていた。鶴見岳に行くのは諦める。車の窓に張り付いた雪を掃い、車内を暖かくする。トラックがチェーンをつけていた。

9時30分、出発。ギアをローにしてゆっくりと降りていく。街に入って駅前まで出てから高山辰雄の作品を観に田代美術館に向かう。自動車歴史館の駐車場に車を停めて確認してから行ったが、閉まっていた。ぬるかわ温泉に向かう。砂利敷きの駐車場に車を停め、民家で風呂代を払って隣の家屋に入る。

DSC00278.JPGぬるかわ温泉

男湯に1人居た。横浜から福岡へ出張し、昨日、湯布院の旅館に泊まり、ここにやって来た。午後3時発の特急で日田に向かう。お互いにデジカメを撮り合う。雪がぱらつき、庭の木々に雪が積もっている。

DSC00280.JPG

先にあがり、近くの手打ちソバ屋「温川」に入る。主人は佐藤尚武氏。ソバ会席を頼む。盛りソバから始まり、海苔の香りとソバの風味が溶け合った暖かい花巻ソバを食べる。

DSC00281.JPG

デザートはソバガキ、青キナコでまぶしてある。

DSC00282.JPG

今日のソバは北海道から取り寄せたものを手打ちにしていた。兄弟で露天風呂と素泊まりの旅館を経営していた。

12時過ぎ、出発。高速に入ろうとしたら、閉鎖。国道210号線を走る。玖珠ICから入ろうとしても駄目だった。天ヶ瀬温泉を通過、鉄道と平行して走る。本州では中々見ない山容を眺めながら走り、日田から高速に入る。

14時40分、山田SAでトイレに行き、一休み。ここにも雪がぱらついていた。

DSC00283.JPG山田SAとレンタカー

15時過ぎ、出発。横風が強いのでスピードを落して走る。筑紫野ICで降り、県道31号を走って西鉄グランドホテルに帰る。17時だった。

Yufudake(1583m) in Oita pref.   200Famous mountains in Japan

1.AccessCar  Oita expressway YufuinICpref. road216, 11        

2.SeasonApr to Nov

3.Spa informationYufuin sightseeing association(0977-85-4464)

RecordsDec19  snow covered mountain at that time.

6:00-6:30  from gate(770m) ,climb to Gouyakosi(1010m).

6:30-7:50  climb to Matae(1480m).

7:50-8:20  climb to Nishimine(1583m).

8:25-9:25  down to starting point.


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