グランパの日記Akihata's Diary [登山mountaineering]
東北3座の山旅③
和賀岳(1440m)
地図:国土地理院1:25000北川舟、大神成、羽後朝日岳、陸中猿橋
7月31日(土)
4時35分、奥羽山荘を出発。標識を確認して斉内川を遡っていく。砂利道になってから高度を上げ、大倉岩や小路又キャンプ場を通過、駐車場に着く。Iは国土地理院地図に記されたルートにこだわっていたが、甘露水から登っていくことにする。八戸ナンバーの車は更に先に行ってしまう。Oは足が重くてキャンセル。砂利道を歩く。
5時45分、甘露水口からジグザグに登る。杉林を通ると、ブナと少しのミズナラの大木が立ち、朝の気配があって気持ちよい。
6時40分、小川で奥羽山荘のオニギリ弁当を食べる。青森から来た古希の夫婦が先に行く。その後について行く。滝倉水場を過ぎて登っていくと、避難小屋跡に出る。何もなかった。紫陽花が咲く道から倉方を過ぎると尾根に出た。肩を登り終えて前方を見ると、和賀山に繋がる峰が見えた。小社の先に薬師岳の標識があった。
8時25分、薬師岳頂上。単独で抜いて行ったオッサンは、ここから良く見える鳥海山の麓、矢島から来ていた。古希の奥さんから乾しイチジクをいただく。
彼らの後について小杉山に向かう。稜線に出ると花畑だった。小さな池塘がある。
9時20分、小杉分岐。30分後、小杉山に出る。水を持ってリュックをデポして行く。古希夫婦より先に行く。「若いっていいわね」が口癖で、内心は少しもそう思っていないようだ。
10時33分、登頂。田沢湖と駒ケ岳が良く見えた。
トンボと蝶と虻が舞っている。矢島の人から氷水を、古希の奥さんから李をいただく。夫婦はマットを敷いて腰を落ち着けていた。矢島の人の後について歩いたが、どんどん離れて行く。左手、和賀川の源流に雪渓があり、空洞になっていた。最近の荒沢岳での事故死を思い出す。下から冷風が吹いていた。
11時15分、小杉山でリュックをピックアップ。25分後、Tは雉打ちに潅木の陰に隠れる。日差しが強くなっていた。炎天下に長くいるときつくなる。花畑ではカップルが食事していた。
12時20分、薬師岳に戻る。オオハナウドの花の先に和賀山塊が見える。
秋田市から3人で来た中年女性が1人残っていた。もっと早くから登らないとバテル。一服してから降りる。紫陽花道に戻ると木陰になり、頭がシャキッとする。
13時30分、滝倉水場に出る。思いっきり冷水を頭にかぶり、手ぬぐいを水に浸けて絞って頭を巻く。生き返った。Oが下で待っているので、余りゆっくり出来ない。Tが遅れ、Ⅰが先に行く。
14時20分、登山口に出た。
甘露水を飲み、靴を洗ってから駐車場に戻る。皆揃ったところで日陰の道端に座ってビールを飲み、モロキュウを摘み、焼きソバを食べる。
15時10分、出発。麓は未だ34度あった。大曲ICから高速に入り、泉ICで降りて紆余曲折の後、古川ビジネスホテルに着く。Tと同室になり、風呂に入ってから、通りの向かいにあるトンカツ屋で食べる。ボリュームがあった。食後、部屋で古代日本史について議論する。
Wagadake(1440m) border of Akita Pref and Iwate Pref.
200Famous mountains in Japan1.Access:Car is better. Akita highwayOhmagariIC→national road105,pref259,
Maki rindo, Komitimata camp, parking.(about40km)
2.Information:Daisen city(0187-63-1111)
3.Season:Jun to Oct
Records:Jul31
5:45-6:40 climb zigzag among beech woods and take meal.
7:10-8:25 climb to Yakushidake(1218m).
8:35-9:50 down and up to Kosugiyama(1229m).
9:55-10:33 climb to peak.
10:50-12:20 back to Yakushidake.
12:30-13:30 back to Takikura(water point).
13:40-14:20 back to starting point.