グランパの日記Akihata's Diary [登山mountaineering]
南越後3座の山旅②
妙高山(2454m)
地図:国土地理院1:25000妙高山
昭文社:山と高原地図⑱妙高・戸隠・雨飾
9月19日(木)晴
5時、トイレ。お湯の販売は6時からだったので、ガスバーナーでお湯を作ってテルモスに入れる。置いて行く荷物は、案内板の後ろに並べた。
6時、出発。樹林の中を一登りすると、眼下に日本海が見えて来た。
容雅山(1430m)の奥、日本海
振り向けば昨日登った火打山、更に左手に焼山が見える。焼山には煙が出ていた。大倉乗越から外輪山をジグザグに降りていく。下には湿原と池があり、リンドウとトリカブトの花が咲いている。
前方に立ちはだかる山に取り付く。昨日、一緒だった養護科の若先生が登り終えてきた。後、30分かかると言う。荷物が少ないので苦にならない。木の根や岩につかまりながら登っていく。先が見えて来ると、硫黄の臭いがした。東側には温泉が多いことがわかる。
8時25分、南頂。北アルプスが良く見えた。
更に北峰に行く。ここには将軍地蔵と瀬考霊神が安置されていた。合掌する。
眼下に野尻湖と斑尾山、日本海に面した上越市が見える。火打山の奥にある焼山をなでる(?)。景色を眺めながら食べた後、元のルートを戻る。長助池が見えた。
10時50分、ヒュッテ着。荷造りしトイレを済ませ、20分後、出発。湿原を通って行く。富士見平で休憩。昨日の道をひたすら降りていく。
13時50分、駐車場に戻る。好天に誘われたハイカーの車で一杯だった。靴を洗って車に乗り込む。タクシーの後を走るのでスピードは出せない。それでも黒姫駅まで40分で着く。他の連中は駅前の観光案内所で温泉に入れる場所を探しに行くので別れた。駅前に句碑が立つ。
蟻の道雲の峰より続きけん 一茶
一茶記念館に行く時間はなかった。
14時59分発の列車に乗る。通学生が多い。
15時39分、長野駅着。川中島バス事務所に寄って明日の新宿行きバスを予約してから、16時3分発の戸隠キャンプ場行きバスに乗る。山王小学校前から生徒が20人位乗ってきた。飯綱高原に出てから、続々降りて行く。高度を上げ、中社宮前で全員降りる。土産店前の電話ボックスから戸隠小舎に電話すると、若主人がバンで迎えに来てくれる。10分かからなかった。今日は貸切で、明朝、登山口まで送ってくれると言う。
まず、応接室でお茶を飲みながら、宿帳に記入。2階の角地に案内される。風呂に入り、髭も剃っておく。
18時20分、お呼びがかかり、食堂に行く。何やらスイスかフランス風のインテリアに料理。蕗の付け出し、スープにワインが添えてあった。ズッキーニのチーズ風味、フランス田舎風虹鱒と肉料理。生ビールと新潟の生酒を飲みながら食べる。食後、応接室の方でアイスクリームをいただく。ダウラギリ隊長だった佐々木徳雄さんと話す。
同行の山田昇氏はマッキンレーで亡くなっていた。今でもネパールに行っている。治安のことを聞くと、問題ないと言う。今まで読んだことのないヒマラヤや近藤等など登山の本が保管されていた。ここは築45年経っていた。明朝に備えて早めに部屋に戻る。トイレに行くついでにテルモスを預けておく。
Myokousan(2446m) in Niigata pref. 100Famous mountain in Japan
1.Access:the same as Hiuchiyama
2. Accommodation:Kurosawaike hut(0255-86-3139)one night two meals
8100yen3.Information:Myokou city tourist association(0255-86-2261)
4.Season:Jun to Oct
Records:Sep19
6:00-8:25 climb from Kurosawa hut(2000m)to peak and take meal.
9:10-10:50 back to Kurosawa hut.
11:10-12:00 direct to Fujimidaira
12:10-13:50 back to starting point.