グランパの日記Akihata's Diary [登山mountaineering]
山梨2名山の旅②
瑞牆山(2230m)
地図:国土地理院1:25000瑞牆山
昭文社:山と高原地図26金峰山・甲武信
11月1日(木)晴
3時、一度ブランディを飲んで喉を潤すと、休めた。
5時37分、物音で目を覚ます。5時には起きる筈だった。急いで布団と毛布をたたみ、リュックを背負って降り、トイレを済ませる。既に明るくなっていた。
5時55分、出発。昨日、歩いた道なので歩きやすい。昨日、行った花崗岩が見える。
分岐点の先で、フリースを脱ぎ、パンとチーズそして紅茶を飲む。朝焼けの富士は美しい。
八ヶ岳連峰が朝日を浴びて赤くなっていた。雲海に浮かぶ山々も目を覚ましつつある。どんどん降りていくと、学生ハイカーがやってきた。大日小屋にテントを張って泊まっていた。女の子が多い。15分後、テントを担いだ青年4人に会う。
7時20分、大日岩で一本立てる。リュックも軽くなったせいか、歩きやすい。やがて続々とハイカーに会う。瑞牆山荘からやってきた人達。1時間後、富士見小屋に戻る。学生達一団が瑞牆山に向っていた。お湯を沸かして残りのパンを食べ、コーヒーを飲む。
8時45分、瑞牆山を目指す。シラビソの森の中、女性3人組を追い抜き、ヤナギ坂まで降りて天鳥川を越え、登り返す。沢の途中、ロープの手前で洗面をしておく。白い腹、青い頭の小鳥が雑木林の中を飛び交っていた。
やがて学生達に追いつき追い抜く。彼らは遠足気分で、富士が見えれば大声をあげていた。岩場をジグザグに登っていく内、本道からはずれて登っていき、オベリスク風の大岩の下に出る。右に回っていくと本道に出てホッとする。パピエル(フランス語で蝶)という犬を連れたハイカーが降りてきた。小柄なわりに大きな耳をしている。どことなく緊張していた。岩の間を巻いて鉄梯子を登っていく。
10時30分、登頂。花崗岩の巨大な一枚岩。再び富士山を鑑賞する。
昨日と違う風景と言えば、野辺山高原。黄葉林が島のように高原に点在していた。
腰を下ろしてパンとコーヒーを口に入れる。学生がやってきたところで、降りる。金峰山小屋で一緒だった人達もいた。長野から来た青年が、あっという間に登り降りしていた。この後、増富温泉に入り、山梨特産「ほうとう」を食べて帰るという。静岡、世田谷組も登ってきた。
12時10分、富士見小屋に戻る。休まずに降りる。枯草を踏みしめながら、ジグザグに降りていく。
落ち葉踏む音の乾きてきこへたり
12時40分、瑞牆山荘に出る。タクシー運転手に増富温泉の入浴場所を聞くと、「ニュー東温泉」を教えてくれる。途中の道は、紅葉真っ盛り。登山家木暮理太郎の胸像を見ることもなく、峡谷をぬって走る。カメラマンが多かった。
「ニュー東」は温泉を流してしまっていた。少し戻って「増富の湯」に行く。武田信玄が金を掘らせていた時に発見されたラジウム温泉。第2駐車場に車を停めて入る。薬草湯、ジャグジー湯、打たせ湯を使う。風呂後、「ほうとう」を土産に買い、食堂で生ビールを飲み、定食を食べる。アイスコーヒーがついていた。
14時30分、出発。県道23号線は途中、通行止めになっていて、戻り、日向神社の脇を通ってから塩川トンネルを通過、茅が岳山麓広域農道を突っ走っていく。韮崎からは国道20号線を走り、甲府昭和ICから高速に入る。高井戸まで、すんなり走り、首都高速が渋滞していたので、新宿で降りて一般道路で帰る。
Mizugakiyama(2230m) in Yamanashi pref. 100Famous mountains in Japan
1. Access:car is better. Chuo expressway SudamaIC→national road141,pref.31,23
Mizugaki lodge
2. Accommodation:Mizugaki lodge(0551-45-0521)
3. Information::Hokuto city office(0551-42-1111)
4. Season:May to midNov
Records:Nov1
5:55-7:20 Down to Dainichiiwa.
7:25-8:20 Down to Fujimi lodge and take snack.
8:45-10:30 Down to Yanagaizaka ,cross Amadori river and climb to peak.
10:40-12:10 Back to Fujimi lodge.
12:10-12:40 Back to Mizugaki lodge(1520m).